?提督執務室?



提督 「今日の秘書艦は能代か。効率的に執務をこなせそうだな。昨日はさんざんだったからな」

ドアバァーン

提督 「おい、ドアは静かに開けろ」

あがの 「パパ?」

提督 「」

能代 「失礼します。提督、ドア開きっぱなしで…した、よ?」

あがの 「パパ?」ギュ

能代 「子供?提督がパパ?? この子、阿賀野姉に似てるような・・・ あれぇ? あれぇ? ま、まさか阿賀野姉に不埒な行為を・・・」

提督 「し、知らんわ。阿賀野に限らずここにいる皆に手は出してない。」

能代 「ならこの子はなぜ提督をパパと呼んでるんですか」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1414745381

2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 18:30:26.81 ID:2MOtTZT0O

ガチャ

阿賀野「失礼しまぁーす。提督、ここに阿賀野とそっくりな小さな子来てませんか?」

あがの 「あっ!ママだぁ!」トテトテ

阿賀野 「もう一人で行ったらダメじゃない」ナデナデ

あがの
「だって早くパパに会いたかったんだもん!」

能代 「提督、なにか言い残すことはありますか?」

提督
「待て。俺にも何がなんだか… おい、阿賀野その子は誰なんだ?」

阿賀野 「提督、まさか忘れてしまったんですか?あんなに愛してるって言ってくれたのに」シクシク

能代 「もはや言い逃れはできませんね。」ジャキ

提督 「阿賀野!いい加減な事を言うな!こっちは命が懸かってるんだぞ」

阿賀野 「えへへ、ごめんなさぁい。本当は朝起きたら、その子が布団の中で寝てたの。だから能代、提督を離してあげて」


能代 「すみません、提督。あまりの出来事に頭が混乱してしまって」


提督 「気にするな。工廠室に行ってくる、どうせあいつらの仕業だろうからな。能代は阿賀野達とここで待っていてくれ。」









~工廠室~


提督 「おい、明石!夕張! これはどういう事だ!!」


明石・夕張 『提督おはようございます。どうかなされたんですか?』


提督 「しらじらしい...あの小さな阿賀野の事だ。その子にパパと呼ばれたんだぞ。一体どういうことなんだ?」


明石 「あっ、気に入ってもらえましたか?夕張さんと一緒にコツコツと開発をして、やっと昨日完成したんですよ!!」


提督 「ふざけるな!こっちは勘違いした能代に殺されかけたんだぞ!ちゃんとした説明をしてくれ」


夕張 「それは災難でしたね。多数の艦娘達からの要望に応え、艦娘の生体データと提督への愛情を基に、子供を生み出す装置、その名も…」


明石・夕張 『コウノトリカッコカリです!!』


提督 「・・・。そんなものつくってんじゃねーよ!」


5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 19:19:54.07 ID:2MOtTZT0O

提督 「ただでさえ深海棲艦のせいでどこも危ないのに、一番敵襲が来るかも分からないこんな場所に子供がいるのは危険だろ!?」


明石 「私たちも女なんです!子供を欲しがって何が悪いんですか?」


夕張 「そーだ、そーだ。」


明石 「まぁ、その子たちも私たちと同じに武装できるようになってますので安心してください。」


提督 「とりあえず阿賀野の子、一人だけで良かった。まさか全員の子がいるとか言わないよな?」


明石 「今日は阿賀野さんの子だけですが、皆さん提督の事を想っているんですよ?阿賀野さんだけ特別な訳ないじゃないですか。順番に子供が来るんですよ!!」


夕張 「あっ!!」


提督 「おい、あっ!!ってなんだ!?まだ何かあるのか?」


夕張
「い、いえ。ただ...もう一人に装置を使ったんですよね...」ハハハ




オーイ




摩耶 「明石さん、夕張!おっ、提督もいるじゃん。皆こいつを見てくれよ!!」ヒョイ


まや 「おろせー!あたしはまやさまだぞー!」


提督 「」


明石・夕張 『カワイイー!!』


摩耶 「朝起きたら、傍でこいつが寝てたんだよ。やっぱ愛する人を想って寝ると、コウノトリが子供を運んでくるってのは本当だったんだな!」


提・明・夕 「・・・」


まや 「おろせっー!!」



6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 19:25:21.13 ID:2MOtTZT0O
今日はここまでです。

のんびりとやっていくつもりですが、できるだけ多く更新していこうと思います。

よろしくお願いします。

8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 19:28:45.98 ID:2MOtTZT0O
提督の遺伝子とか完全に忘れてた。

艦娘の生体データと提督への愛情、それから提督の髪の毛を基にしてるってことにしてください。


17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/31(金) 20:35:35.58 ID:2MOtTZT0O
提督 「・・・とにかく、みんなにこの事を伝えとかないと大変な事になるな。明石、夕張は皆を食堂に集めてくれ。摩耶とまやは俺と一緒に来てくれ」

明石・夕張 『解りました!』

摩耶・まや 『おう!』


~執務室~

阿賀野「提督遅いねぇー。」ゴロゴロ

あがの 「ねぇー」ゴロゴロ

能代 「阿賀野姉、だらしないからゴロゴロするのやめて。あがのが真似してるじゃない。」

阿賀野 「えぇー。だって暇なんだもん。」

能代 「ここは執務室であって自分の部屋じゃないの。それに子供の前なんだから見本となるような態度でいないと・・・」ガミガミ

阿賀野 「うぅー、能代が厳しいよぉ。」

ガチャ

能代 「おかえりなさい、提督。」

阿賀野・あがの 『おかえりー』

提督 「ただいま。」

摩耶 「おう能代と阿賀野、それから・・・ってなにぃー!!」

あがの 「ビクッ!」

摩耶 「オイなんだそのちっこいの。提督...お前まさかアタシというもんがいながら他の女に...提督「待て、今回は話を聞いてもらうぞ!」

~提督、説明中~


提督 「~ってわけだ。怒るなら明石と夕張にしろ。」

摩耶 「なんだそういう事かよ。もっと早くに言えよな。」

摩耶 「あたしが選ばれたのかとおもったじゃねかよ」ボソッ


まや 「・・・」

あがの 「うぅー」ビクビク

まや 「あたしはまやってんだ!よろしくな!おまえ名前は?」

あがの 「あがの...です。」

まや 「さっきはかーちゃんがビックリさせて悪かったな。おなじ子供同士なかよくしような!!」

あがの 「!!。うん!よろしくね、まやちゃん。」






25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 02:02:50.11 ID:vKg11aEu0
~食堂~

提督 「~というわけだ。みんな突然の事で驚いてると思うが・・・」

鳥海 「小さい時の摩耶にそっくりですね。ほら目元なんか特に....」

摩耶 「そうか?」

愛宕 「やーん。可愛い!」

高雄 「ふてぶてしさも摩耶にそっくりですね。」

矢矧 「阿賀野姉さん、その子抱かせてもらってもいいかしら?」

阿賀野 「いいよ!はいっ。」

能代 「わ、私も・・・」

阿賀野 「能代、わがまま言っちゃだめでしょ? 子供のお手本にならなきゃ、ね?」

能代 「うぅ。」


ワイワイ ガヤガヤ

提督 「どうか取り乱したりせずにこの子たちに接してあげてほしい・・・」

金剛 「やったネ!たくさん支援したかいがありマシタ!!」

榛名 「そうですね。これも私たちの提督への想いが届いたおかげですね!」

加賀 「子育てというものは難しいと聞きましたが...どうなんでしょう?」

赤城 「加賀さんなら良いお母さんになると思いますよ?」

天龍 「子供かぁ。自分の子となると駆逐艦たちと違って世話大変なのかなぁ?」

龍田 「子育てに悩む天龍ちゃんもかわいいわぁ。」

提督 「誰も聞いちゃいねぇ・・・」

長門 「提督よ、ちょっといいか?」

提督 「おお、長門か。なんだ?」

長門 「子供たちが遊ぶための施設を造ろうと思うのだが...」

提督 「」

長門 「全員の子となるとかなりの大きさが必要になるだろう? っておい聞いてるのか、提督」

提督 「アホか!!どこにそんな土地と金がある!!各艦娘の部屋で十分だろうg 長門 「こっちは大真面目だ!!いいか?それぞれの部屋に住まわせるのは当然の事だ。だがこんな遊べるような所が何もない建物では、この子たちがかわいそうではないか!!」グァッ

提督 「お前の気持ちもわかるが...さっきも言ったように土地と資金がなければどうする事もできない。」

長門 「この鎮守府のすぐ近くに使われていない廃施設がある。そこを改装すれば良いだろう?資金はこの長門が出そう!」

那智 「話は聞かせてもらったぞ。私もあの子たちが笑ってくれるなら、協力は惜しまん!」

武蔵 「聞いてしまったからには仕方がないな。微力ながらこの武蔵も協力しよう!」


長・那・武 (これで子供たちから大人気になること間違いなし!!)フフフッ


提督 「・・・もう好きにしてくれ。俺は疲れた。」

28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 09:29:08.37 ID:vKg11aEu0
大和 「あ、あの...明石さん、夕張さん?次は私に装置を使って欲しいのですが・・・」

艦娘’s 『!!』

金剛 「チョット待つネー!そうはさせまセーン!!」

足柄 「そうよ! 抜け駆けは許さないわ!!」

榛名 「勝手は榛名が許しません!!」



電 「皆、すごい殺気立っているのです。」

雷 「司令官との子供かぁ。どんな子になるんだろう?」

暁 「暁に似て素敵なレディである事は間違いないわね。」

響 「疑問なんだが、幼い私たちに子供とは大丈夫なんだろうか?」


4人 『・・・』

提督 「待て待て。子供が欲しい気持ちは分かるが、俺たちはまだ育児をしたことがない。まずはどんな状況に陥っても大丈夫そうな艦娘からにしてくれ。」

29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 09:43:19.06 ID:vKg11aEu0
すいません、母性の強そうな艦娘って誰でしょう?
その中から選びたいんですが…

あと駆逐艦は今のところ書くつもりはないですが、他はできるだけ全員書こうとは思ってます。

40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 10:23:53.62 ID:vKg11aEu0
みなさんありがとうございます。
とりあえず安定の鳳翔さんでいきます。

53: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 13:47:27.30 ID:vKg11aEu0
提督 「だから鳳翔、君が適任だと俺は思うのだがどうだろうか?」

鳳翔 「私ですか?」

提督 「ああ、君なら落ち着いて対処できるだろうし子供たちもとっつきやすいだろう。」

鳳翔 「提督がそうおっしゃるのであれば、断るわけにはいきませんね。」

提督 「よろしく頼む。俺もできる限りのことはするつもりだ。なにかあればすぐに連絡をするようにな。」

鳳翔 「はい。では私は阿賀野さんと摩耶さんと一緒に、今日一日子供たちの面倒をみますね。」

提督 「こちらも手が空いたら様子を見に行くよ。」

鳳翔 「はい!お待ちしてますね、あなた🎵」フフッ

艦娘’s 『!!』

提督 「おい」

摩耶 「アタシも待ってるぜ。あ、あなた///」

阿賀野 「早く来てね、パパ🎵」

鳳翔 「では行きましょうか。」

摩耶 「まや、はぐれないようについて来いよ。」

まや 「うっせー。わかってるよ。」

阿賀野 「阿賀野と一緒にパパを待ってようね🎵」

あがの 「はーい!」


艦娘’s 『・・・』

提督「ふぅ。ん、なんだ?こっちを見るな。全員持ち場に戻れ!」

61: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 18:43:03.95 ID:vKg11aEu0
音符マークを付けたんですが表示されないですか?
とりあえず続き投下します。

~執務室~

提督 「・・・」カリカリ


カチッカチッ


能代 「・・・」カリカリ チラッ

提督 「・・・」カリカリ


カチッカチッ


能代 「・・・」ソワソワ チラッ


カチッ!


能代 「!!」「提督、ヒトフタマルマルお昼になりました!」

提督 「ん?もうそんな時間か。さて、昼食がてらあいつらの様子でも見に行くか。」

能代 「あのー。能代もご一緒してよろしいですか?」

提督 「別に構わないぞ。もしかしてさっきからそわそわしてたのは、あいつらに会いたかったからか?」

能代 「それもありますけど...。阿賀野姉がちゃんとしてるか気になっちゃって」

提督 「・・・。鳳翔もいるんだ、大丈夫だろう。」

能代 「なら良いんですけど...」

64: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 19:08:17.62 ID:vKg11aEu0
~食堂~

摩耶 「オイ、なんでピーマンだけ残してんだよ。ちゃんと食え!!作ってくれた人に悪いだろうが!」

まや 「いやなもんはいやなんだ!」

摩耶 「お前...。アタシも手伝ってやるから頑張って食べろ。いいな?」

まや 「・・・」

摩耶 「返事は?」

まや 「・・・はい。」

チョットダケデイイカラクエ ウン



鳥海 「なんだかんだで母親してますね。」

愛宕 「そーねぇ。でも・・・」

高雄 「あの言葉使いは教育上良くないわね。」


あがの 「ママ、おかおにごはんついてるよ。」

阿賀野 「えぇー。どれどれ、あがの取ってぇー!」

あがの 「もう、しょうがないなぁー。」ヒョイ

阿賀野 「ありがと。あっ!あがのも付いてるじゃない。」ヒョイ

あがの 「えっ!ありがとー、ママ。えへへ、おそろいだねー!」

阿賀野 「ねぇー」


能代 「阿賀野姉!ちゃんと大丈夫?」

阿賀野 「能代!能代もお昼?」

あがの「あっ!のしろおねえちゃんだ!」

能代 「」ズキューン

能代 「ね、ねぇあがの?もう一回言ってみて?」


ノシロオネエチャン?  モウイッカイイッテ


提督 「・・・。一応ちゃんとやれてるみたいだな。何もなかったか、鳳翔?」

鳳翔 「ええ。二人とも立派な母親ですよ。二人を見てると私も早く欲しいなって思っちゃいます。」

提督 「明日には、君もあいつらと同じように子供と一緒に居るよ。にわかには信じがたいがね。」

あがの 「パパー。いっしょにごはんたべよ!」

提督 「おう、いいぞ。おっ、ハンバーグか。美味しそうだな。」

あがの 「パパにもあげるー。おくちあけて!」

提督 「ありがとうな、あがの」アーン

あがの 「あがのにもして!」アーン

提督 「ほら小さいお口開けてごらん」

阿賀野 「あっ!あがのばっかりズルい!提督?私にもしてー!」

エッ!オマエハイイダロウガ エー、シテヨー

65: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 19:11:49.57 ID:vKg11aEu0
短いですが投下終了です。

環境依存で打ち込んでいたみたいです。
♪←これでみえますでしょうか?


74: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 15:12:37.24 ID:c4PtpTlP0
提督 「まったく阿賀野は...」

まや 「とーちゃん、あがのばっか構ってないでこっちに来いよ!」

提督 「まや。摩耶の言うことちゃんときいてたか?」

まや 「うん。」

摩耶 「嘘つけ!提督 それがよぉ、こいつアタシの言うこと全然聞かなくてさ。さっきも嫌いなピーマンだけ残そうとしやがったんだぞ!」

提督 「本当か、まや?」

まや 「・・・うん。だって嫌いなんだもん!」

提督 「・・・そうか。実はな、俺もピーマンが苦手なんだ。」

まや 「そうなの?」

提督 「ああ。そこでなんだがお互い協力してピーマンを食べれるように頑張らないか?まやと一緒ならとーちゃん頑張れそうなんだが・・・」

まや 「!!」

まや 「うん。とーちゃんと一緒ならまや頑張れる気がする!!」

提督 「というわけで間宮、よろしく頼む。」

間宮 「はい、わかりました!ところで提督ってピーマン苦手でしたっけ?」フフッ

提督 「・・・今日から苦手になったんだ。」

摩耶 「提督、悪ぃな手間かけさせて。」

提督 「いや気にするな。お前もよくやってくれてる。しかしお前、案外母親似合うんだな。」ククッ

摩耶 「んなっ/// 」

提督 「まぁその調子でこれからもよろしく頼んだぞ!」

摩耶 「おう!任せときな!どこに出しても恥ずかしくねぇ子に育ててみせるぜ!」

75: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 15:51:36.54 ID:c4PtpTlP0
提督 「それじゃ、お前たちちゃんとお母さんの言うこときくんだぞ?仕事が終わったら会いにいくからな。」

まや・あがの 『はーい!』

阿賀野 「さぁて、何して遊ぼっか?」

あがの 「あがのはおえかきしたぁーい!」

まや 「あたしもー!!」

摩耶 「それじゃあアタシの部屋で遊ばせるか。」

ハヤクイコウゼ! マッテヨマヤチャン

摩耶 「オイ!そんなに急いだらこけちまうぞ!ったく、阿賀野追いかけるぞ。」タタッ

阿賀野 「う、うん。それじゃあね、提督。」タタッ



提督 「さて俺たちも戻るか。能代?」チラッ

能代 「あがのが...のしろおねえちゃんって...満面の笑みで...うぇへへ」

提督 「・・・」



~執務室~

提督 「ふぅ、やっと書類が片付いた。」コキッ

能代 「お疲れ様です。どうぞ、お茶です。」スッ

提督 「ありがとう。さて、それじゃあ行くか。」

能代 「そ、そうですね。あがのが待ってますもんね」ニヘラ

提督 「能代、お前は自分の部屋に戻れ。」

能代 「そんな!!」ガビーン

能代 「なぜです?わ、私もあがのに会いたいんですけどぉ...」

提督 「昼の時の事忘れたのか?あの後のお前まったくと言っていいほど使い物にならなかったじゃないか。おかげでいつもの二倍は忙しかったんぞ!まさか昨日の阿賀野より大変になるとは思わなかったぞ。」

能代 「そ、それはぁ(-_-;) で、でも今日のお仕事はこれで終わりです!この後、能代がどこに行こうが能代の自由じゃないですか?」ウゥー

提督 「それもそうだが...」

能代 「能代決めました!勝手についていきます!」

提督 「もう好きにしろ。」ハァ

77: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 16:44:52.54 ID:c4PtpTlP0
~摩耶の部屋~


コンコン


提督 「摩耶居るか?」


ガチャ


摩耶 「おぉ居るぞ。仕事はもう終わったのか?」

提督 「ああ」

能代 「お疲れ様です。あがのたちは?」

摩耶 「あっちで寝てる。ほらあがれよ。」

提督 「失礼する。ん?・・・阿賀野」

能代 「・・・阿賀野姉」

阿賀野 「zzz」スヤスヤ

まや・あがの 『zzz』スヤスヤ

摩耶 「まぁ慣れねぇ事で疲れたんだろうぜ?大目に見てやれよ。ちゃんとあいつらの世話してたの見てたからよ。」

提督 「そうか。摩耶お前も疲れただろう?」

摩耶 「まぁな。んでも、ちょっとでも早く子育ての知識とコツを得ねえとな。」


アガノネエオキテヨ ン?ノシロ?


提督 「そう気負うな。俺や姉妹艦、他のみんなだって協力してくれる。ゆっくりと時間をかけていけばいいさ...。」

摩耶 「・・・そうだな。んんー!ちょっと疲れたし、少しの間寝てても良いか?」

提督 「ああ。あとは俺たちに任せとけ。」

摩耶 「そうするよ。んじゃおやすみ」

提督 「おやすみ」

78: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 16:53:40.28 ID:c4PtpTlP0
投下終了です。

阿賀野って文字がゲシュタルト崩壊してきた。
あと「まや」って書いてると別の人物が頭をよぎってしまう。


両親については書けたら書きます。ていうかまだ二人しか書けてないよぉ。この調子で全員分とかいつ終わるやら...。

83: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 20:47:23.48 ID:c4PtpTlP0
ζ*'ヮ')ζ<続きいきますよー!


提督 「さてお前たちもう帰るぞ!」

能代 「そうですね。あがのも連れて帰りますか。」ダキッ

提督 「お前が抱えるんだな」

あがの 「うぅん」パチッ

提督 「起きちまったか」

阿賀野 「私、おなかが空いちゃいました!提督、このまま夕食に行きましょう♪」

提督 「先に風呂に入りたかったんだが...まぁいいだろう」

阿賀野 「じゃあ食べたら3人で入りましょうよ!」

提督 「はぁ!?」

あがの 「あがのもパパといっしょにはいりたーい!」

提督 「勘弁してくれ。阿賀野」

阿賀野 「お願ぁーい」ウルウル

あがの 「おねがぁーい」

提督 「うう。の、能代、お前からも言ってやってくれ。」

能代 「私も一緒に入ります!」(あがのと一緒にお風呂に入るチャンス!)

提督 「阿賀野はともかくなんでお前まで入ろうとするんだ!」

能代 「阿賀野姉だけじゃ不安じゃないですか!」

提督 「そうかも知れんが...」



矢矧 「はい、そこまで。提督とあがのでお風呂に入ったらどうかしら?」

提督 「矢矧!」

阿賀野 「でもでも、私も一緒に入りたいかなーって?」

矢矧 「これを許してしまったら、提督は毎日艦娘の誰かと入浴をすることになるのよ?」

阿賀野 「それはぁそうだけどぉ」

能代 「それなら私があがのと一緒に・・・」

矢矧 「それは能代姉さん? あなたがあがのと一緒に入りたいだけじゃないの? それとも提督の数少ない子供とのふれあいを邪魔するつもりなのかしら?」

能代 「そ、そんなつもりはないわよ」アセアセ

矢矧 「ならこれで決まりね。」

提督 「ありがとう矢矧。今回は助かった。」

矢矧 「いえ、しかし断る時はビシッと断らなきゃだめですよ?まぁ、そんな優しい所があなたの長所でもあるけれど。」

あがの 「やはぎおねえちゃんおかえりー。いっしょにごはんたべよ?」グイグイ

矢矧 「ただいま。良い子にしてた?」

ウン アノネマヤチャントネ… ソウナノ ソレハヨカッタワネ フフッ

提督 (矢矧が来なければこの二人とも一緒に入る事になっていたな)チラッ

阿賀野 「うぅお風呂ぉー提督とのぉー」シクシク

能代 「アガノトノオフロガ...アガノトノ...」ブツブツ

85: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 21:52:22.97 ID:c4PtpTlP0
提督 「よし風呂入りにいくか、あがの」

あがの 「うん!パパのせなかながしたげるね?」

提督 「それは頼もしいな。・・・それじゃあ行ってくる。」

矢矧 「ええ、さて私たちも入りましょうか?」

阿賀野 「ううー」ウルウル ズルズル

能代 「アガノーアガノー」ズルズル


あがの 「あのねー、まやちゃんとね...おえかきしたの!パパのにがおえもかいたよ!」

提督 「そうか。あとで俺にも見せてくれるか?」

あがの 「うん! あっ、まやちゃんだぁー!」


まや 「よう!あがの!」

摩耶 「おう提督!あがの連れてどっか行くのか?」

提督 「あぁ、これから風呂に入るつもりだ」

摩耶 「それならまやも一緒に入れてやってくれ。少しは父親らしいことしてもらわないとな!」

提督 「そうだな。まや一緒に入るか?」

まや 「入る!」ピョンピョン

摩耶 「それじゃよろしく頼むぜ。」

まや 「・・・かーちゃんはいっしょにはいらねぇのか?」

摩耶 「なっ/// 入るわけねぇだろうが!いい加減なこと言ってっとぶっ飛ばすぞ!!」

提督 「まぁ阿賀野にも遠慮してもらったしな」

摩耶 「お前と入るのが嫌なわけではないからな?ただ.../// っともかく今日は遠慮しておく」

提督 「そうしてくれると助かる。」

まや 「あたしがいっちばーん!」タタタ

あがの 「まってよ、まやちゃーん!」タタタ

提督 「おい!っとにかく行って来る。それじゃあな」

摩耶 「おう」

マテオマエタチ!ハシルトケガスルゾ

87: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 22:41:39.23 ID:c4PtpTlP0
~入渠室~

カポーン

提督 「あがの、どこか痒いとこはないか?」ゴシゴシ

あがの 「ないよぉー」

提督 「よし流すからおとなしくしとけよ。」ザァー

あがの 「はーい♪」

提督 「これできれいになった。気持ちよかったろ?」

あがの 「さっぱりしたぁー」キラキラ

提督 「ほら、湯船に浸かってこい。さて次はまやだな。」

まや 「待ちくたびれたぜ。」

提督 「ほら後ろ向いて。痒いところはないか?」

まや 「ない!」

提督 「じゃあ流すぞ。目つぶっとけよ?」ザァー

まや 「ふぅー!気持ちよかった♪ ほらとーちゃんも洗ってやるよ!」

提督 「ん?そうか?それじゃあお願いしようかな」

あがの 「あたしもパパ洗うー!」タタッ

まや 「それじゃ、あがのはまえをあらってくれ!あたしはせなかをあらうからよ!」

提督 「い、いや二人とも背中でいいぞ!まや一人だけじゃ大きすぎるだろ?」

まや 「それもそうか。あがのいっしょにあらおうぜ!」

あがの 「パパ!きれいにしてあげるからね?」


~脱衣所~

まや 「ふぅー。さっぱりしたー!」タタタッ

提督 「おいまや、そんな恰好で走り回るな!風邪ひくぞ!」

あがの 「んっ、んぅー」ウトウト

提督 「あがのは眠たいのか。それじゃあもう寝室にいくか。」



提督 「結局二人とも眠ってしまったか。」フタリオンブ

あがの・まや 『zzz』

阿賀野 「あっ!提督!あれ?あがのは寝ちゃいましたか。」

能代 「寝ちゃってますね」

摩耶 「お疲れさん!まや預かりにきたぜ。」

矢矧 「幸せそうな顔をしてるわね」

提督 「おうお前たちか。いやこいつらも起こしちゃ悪いし、このまま俺の部屋で寝させることにするよ。」

阿賀野 「それなら、阿賀野も・・・」

矢矧 「阿賀野姉さん?」ギロッ

阿賀野 「もう寝ようかなぁ」

摩耶 「まぁチビたちもお前と一緒に寝たいだろうしな。それじゃあよろしく頼むぜ!」

提督 「ああ、おやすみ」

4人 『おやすみなさい、提督』

89: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 22:45:55.12 ID:c4PtpTlP0
今日はこれで終了とします。

やっと次から鳳翔さん母娘が出せる。

ζ*'ヮ')ζ<みなさん、おやすみなさーい

99: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/03(月) 20:37:43.91 ID:QD7qrwXj0

チュン チュン

提督 「ほら二人とも起きろ。」

あがの 「うぅーん」ゴシゴシ

まや 「んぅ」ゴシゴシ

提督 「顔洗って支度をしなさい、朝食に行くぞ。」

あ・ま 『はーい』

提督 「そういえば今日から鳳翔の子がいるんだっけな。」

まや 「じゅんびできたー!」

あがの 「できたー!」

提督 「よし、それじゃあ行くか。」



~食堂~

提督 「鳳翔はと...あそこか。おはよう、鳳翔」

鳳翔 「あっ、おはようございます提督。ほらあなたも挨拶しなさい。」

ほうしょう 「おはようございます、お父様」ヒョコ

提督 「おはよう、ほうしょう。鳳翔に似ておとなしいんだな。お前たちも挨拶をしなさい。」

あがの 「わたしはあがの!よろしくね?ほうしょうちゃん!」

まや 「あたしはまやだ!よろしくな!」

ほうしょう 「よろしくおねがいします。あがのさん、まやさん。」

アガノデイイヨ? カタクルシイゼ ソ、ソウデスカ?

提督 「仲良くできたみたいだな。」

まや 「なあとーちゃん、はらへった!」

提督 「そうだな。鳳翔、朝食の準備を頼む。」

鳳翔 「はい、ただいま。まやちゃん、あがのちゃん、もう少し待っててね」ニコッ

あ・ま 『はーい!』

100: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/03(月) 21:09:32.00 ID:QD7qrwXj0
ほうしょう 「あ、あがのちゃんにま、まやちゃん、お、お茶どうぞ。」コトッ

アリガトー アリガトー

ほうしょう 「はい、お父様にもお茶です。」コトッ

提督 「おうありがとな。もしかして今まで鳳翔の手伝いをしていたのか?」

ほうしょう 「はい、家事が出来て損はないとお母様が...」

提督 「そうか。よくできているぞ、ほうしょう。」ナデナデ

ほうしょう 「!! ありがとうございます、お父様。...えへへ」

鳳翔 「お待ちどうさまです。」スッ

提督 「ありがとう、鳳翔。さていただくとするか。」

イタダキマス




提督 「ふぅ。食った食った。」

あ・ま 「くったくった」ポンポン

摩耶「行儀悪ぃぞ、お前たち。」

阿賀野 「おはよぉー」

摩耶 「ほら行くぞ、まや。今日は色んな所連れて行ってやるぜ?」

マジカヨ!イク!イク!

あがの 「いいなぁー」

阿賀野 「大丈夫、阿賀野たちも一緒だよ?」

ヤッター!

摩耶 「ってことで行ってくるぜ。」

阿賀野 「行ってきまーす!」

提督 「ああ、楽しんで来い。あと何かあれば連絡をしろよ?」

摩耶 「おう!」

ドコカライコッカ? マズハフクカラジャネエカ?


提督 「さて、俺も仕事に戻るか。」

グイッグイッ

提督 「ん?」

はるな 「・・・」

提督 「」

グイッグイッ

ちくま 「・・・」

グイッグイっ

あかぎ 「・・・」パクッパクッ

グイッグイッ

たいげい 「・・・」


提督 「・・・」ピクピク

提督 「明石ィィイー!! 夕張ィィイー!!一体どういうことだぁー!!」

107: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/03(月) 23:13:50.10 ID:QD7qrwXj0
>>101シリアス展開にはしないつもりです。


筑摩 「提督、私たちから説明します。」

提督 「筑摩か。それで一体どういうことなんだ?今日はほうしょうだけだったはずだが?」

筑摩 「それが、ある方が『私たちも早く子供が欲しいデース!そうデス、先輩母親をもっと作ればイイデース!それならいっぱいこどもをつくっても問題ナイはずデース!』って言い出してですね...」

榛名 「榛名たちが止めればよかったんですが、金g...ある方の言葉に同意する者たちが多くてですね...」

大鯨 「それで文句が出ないよう公平にくじ引きで決めることになりまして...」

赤城 「私たちが見事当たりを引いたというわけです」モグモグ

提督 「金剛...あいつめ余計な事を思いつきやがって...」ハァ

榛名 「やっぱりご迷惑でしたでしょうか?」

大鯨 「そうですよね、私たちもあの雰囲気に飲まれてしまっていたのかも...」

提督 「いやそうじゃない。お前たちの気持ちを押しのけて俺の都合ばかり押し付けようとしていたのが悪かったんだ。男は度胸!子供の一人や二人どうだっていうんだ!全員まとめて相手してやるぜ!」ハハハ

榛名 「提督」ジーン

大鯨 「私もできる限り皆さんのお手本となれるよう頑張ります!」

筑摩 「良かったですね、皆さん。」

赤城 「」モグモグ

4人 「・・・赤城(さん)」ハァ

108: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/03(月) 23:19:49.42 ID:QD7qrwXj0
今日はここまで。

>>106ちゃんとほうしょうも出しますよ。

この5人のつぎの艦娘母娘を決めようと思います。

↓この下から3名早い順を次の母娘にします。

122: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 19:21:29.35 ID:iHpYUFCz0
提督 「おれは仕事に戻るぞ。チビたちの世話は頼む。」

4人 『はい』


瑞鶴 「あっ!見つけたー!加賀さん、加賀さん、赤城さん見つけましたよー!」

加賀 「よくやりました。さすがは五航戦の子です。赤城さん?あかぎを連れて買い物に行くのでは?」

赤城 「そうでしたね。では提督、行ってきますね。」

瑞鶴 「私もついて行っていいですか?」

赤城 「ええ、構いませんよ」


大鯨 「私たちはどうしましょうか?」

筑摩 「私は利根姉さんの所に行きます。ちくまが会いたがっていますから。」

鳳翔 「それでは大鯨さん、夕食の材料を買うの手伝っていただけますか?」

大鯨 「はい、ご一緒しましょう。」

榛名 「榛名もお姉さまたちの所へ行きます。」

>>124 赤城、鳳翔&大鯨、筑摩、榛名のうち誰の話が見たいですか?

132: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 20:13:23.30 ID:iHpYUFCz0
~街~


赤城 「まずはどこから行きましょうか?」

加賀 「洋服店なんかどうですか?あかぎが着るもの何も無いんじゃないかしら。」

瑞鶴 「そうですねー。可愛いお洋服いっぱい着せたいです!」

加賀 「決まりですね。それでは行きm」

赤・あ 『』ぐぅぅぅうー

加・瑞 『・・・』

瑞鶴 「まずは食べ物屋さんですかね。」

加賀 「そうみたいね。」


~レストラン~

赤城 「」モグモグ

あかぎ 「」パクパク

瑞鶴 「やっぱり母娘だね。」

加賀 「ええ。」

瑞鶴 「加賀さんもやっぱり子供欲しいですか?」

加賀 「ええ、私も艦娘のまえに一人の女ですから。瑞鶴、あなたはどうなの?」

瑞鶴 「欲しいか欲しくないかで聞かれるとやっぱり欲しいけど、子育てとか私には似合わなさそうですし。」ハハッ

加賀 「そんな事ありませんよ。あなたのその一生懸命な所や明るさは子供に良い影響を与えるはずです。自信を持ちなさい。」

瑞鶴 「えへへ、ありがとうございます!なんか加賀さん、私のお母さんみたいですね!」

加賀 「ふふっ、あなたの母親というのもそれはそれで良いかもしれません。」

赤・あ 『ふぅ、ごちそうさまでした』

加賀 「さて、それでは行きまs」

赤・あ 『』ぐぅぅぅうー

加賀 「・・・いい加減にしてください。」ゴゴゴ

瑞鶴 「アハハ」

135: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 20:51:43.44 ID:iHpYUFCz0

~洋服店~

瑞鶴 「これなんか似合いそうじゃないですか?」

加賀 「少し派手すぎないかしら?もう少し落ち着いた色の服を…」

あかぎ 「こっちのふくのほうがすきー。」

瑞鶴 「あかぎもそう思うよね?」

加賀 「良いですか、あかぎ? あなたは赤城さんの子供なんです。赤城さんと同じように落ち着いた服を着なさい。あなたにはこちらの服のほうが似合うと思うの…」

あかぎ 「いやー!ずいかくおねえちゃんの方が着たい!」

加賀 「あ、赤城さん?あなたもこっちの方が良いと思いますよね?」

赤城 「すいません、私おしゃれには疎くて…」

あかぎ 「ガミガミいう、かがおねえちゃんきらい!」

加賀 「そ、そんな」ガーン

瑞鶴 「と、とりあえず両方とも買いましょうよ。それならあかぎに着てもらえるかもしれませんし。」

あかぎ 「ずいかくおねえちゃんやさしー、すき!」ギュウ

加賀 「瑞鶴。あなた私の子だというのなら少しは自重しなさい。」ユラー

瑞鶴 「そ、それは実際の話ではないかなーって」アセアセ

瑞鶴 「お、お会計に行ってきまーす!」ピューン

加賀 「・・・」


~帰り道~

加賀 「・・・」

瑞鶴 「加賀さん、まだ怒ってるんですかね?」ヒソヒソ

赤城 「いえ、多分あなたに理不尽な怒りを押し付けた事に対して落ち込んでいるんだと思います。なのでいつも通りのあなたで話しかけてあげてください。それとあかぎ、加賀さんのこと嫌い?」

あかぎ 「あんまりすきじゃない。」

赤城 「そう。でもね加賀さんは今、あなたにきつい言葉を使った事を反省しているの。だから加賀さんの事を許してあげてほしいのなぁ。」

あかぎ 「・・・」

赤城 「お母さん、反省してる人を許してあげない子はあんまりすきじゃないかなぁ?」

あかぎ 「!!。ゆ、ゆるす!」

赤城 「それじゃあ加賀さんに言いに行ってきなさい。」

あかぎ 「うん」

136: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 21:18:29.86 ID:iHpYUFCz0
加賀 「はぁ」シューン

瑞鶴 「かーがさん」

加賀 「ず、瑞鶴!」ビクッ

加賀 「…さっきはすみません。あかぎがあなたばかり好きだというから...ついカッとなってしまって...」

瑞鶴 「全然気にしてませんよ。私も逆の立場だったらほかの人に当たっちゃうかもですし。」

加賀 「あなたのそういうところ羨ましいわ。....ありがとう、瑞鶴。」

グイッ

あかぎ 「かがおねえちゃん、さっきはきらいとかいってごめんなさい。」

加賀 「...あかぎ。いえ、こちらこそきつく言ってしまってすみません。その...押し付けてしまって...」

赤城 「加賀さんはあかぎのために真剣に選んでくれたんですよね?」

加賀 「...赤城さん。ええもちろんです。あ、あのあかぎ?よかったらでいいので私の選んだ服も着てもらえるかしら?」

あかぎ 「うん、きるー!あかぎ、はんせいしてるひとをゆるせるから!」

加賀 「うれしいわ、あかぎ。赤城さんもありがとうございます。瑞鶴にもあなたが言ってくれたんですね。」

赤城 「みんな仲良くが一番ですからね!」

あかぎ 「ずいかくおねえちゃん、かがおねえちゃん、てつないでかえろ!」ギュッ ギュッ

瑞・加 『いいよー!(いいですよ)』ギュッ

赤城 「私も入れてくださーい♪」ギュッ

137: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 21:21:04.96 ID:iHpYUFCz0
今日はここまで。

>>138 残りのメンバー(鳳翔&大鯨、筑摩、榛名)から選んでください。


141: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/04(火) 22:38:26.60 ID:iHpYUFCz0
筑摩、了解です。

>>145 鳳翔&大鯨、榛名選んでください。

149: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/05(水) 20:24:02.70 ID:xCT1VsosO

コンコン


筑摩 「利根姉さん、筑摩です。」


ガチャ


利根 「おお、筑摩か。ん?」

ちくま 「とねちゃん、とねちゃん。あそぼー」ヒョコ

筑摩 「こ、こら、ちくま、利根ちゃんではなく、利根お姉ちゃんでしょ?」

利根 「よいよい、利根ちゃんで構わん!親しみ易くてよいじゃろう?」

筑摩 「姉さんがそうおっしゃるのなら良いのですけど...」

利根 「ちくまよ、何をして遊ぼうか?」

ちくま 「このちんじゅふをたんけんしたい!」

利根 「それは面白そうじゃな。吾輩も付き合おうではないか!」

筑摩 「良いのですか?せっかくの非番でしたのに...」

利根 「構わん構わん、やる事が無くて退屈しておったしの。」

ちくま 「はやくいこー!」タタッ

利根 「これ、そんなに急いでは転んでしまうぞ?」



~鎮守府・広場~


ちくま 「ねー、とねちゃん、あれなに?」

利根 「あれか?あれは...なにをしておるのじゃ?」

筑摩 「さ、さあ?」

ちくま 「?」


≪那智の駄菓子屋≫


那智 「よっといで!みておいで!駄菓子いっぱいあるよ!」

152: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/05(水) 23:44:31.06 ID:SDOORY1s0
利根 「那智よ、なにをしておるのじゃ?」

筑摩 「こんにちは、那智さん」

那智 「ん?利根に筑摩か。ここで店でも開いていれば子供たちと触れ合えるとおもっていたんだが、ほとんどが出払っているみたいでな。」

ちくま 「こんにちは」ヒョコ

那智 「そういえば筑摩には子供がいたんだったな。こんにちは、私は那智だ。」

ちくま 「なちおねえちゃん?」

那智 「そうだ、那智お姉ちゃんだ。よしせっかく来たんだ、好きなものをあげよう。」

ちくま 「いいの!?」

那智 「ああ、ちくまが一番に来たからな。」

ちくま 「じゃあ...えっと....これにする!」

筑摩 「ありがとうございます、那智さん。ほら、ちくまもお礼をしなさい。」

ちくま 「ありがとう、なちおねえちゃん!」ニコッ

那智 「どういたしまして。」

村雨 「遠征から戻りました~」

白露 「あっ!那智さんがお菓子売ってる!」

夕立 「お菓子いっぱい買えるっぽい!」

春雨 「夕立姉さんはいつも買いすぎですよ。少しは節約してください。」

156: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/06(木) 00:30:16.16 ID:/3RbiWBs0
村雨 「利根さん、筑摩さん、こんにちは」

利・筑 『こんにちは(なのじゃ)』

白露 「あっ!もしかしてこの子が筑摩さんの子供ですかー!?」

筑摩 「ええ、そうですよ」

夕立 「筑摩さんにそっくりっぽい!」

白露 「こんにちは、ちくまちゃん!私は白露、こっちの子が村雨で、こっちの子が夕立、そしてこっちの子が春雨だよ。」

ちくま 「しらつゆちゃんにむらさめちゃん、ゆうだちちゃん、はるさめちゃん!」

4人 『仲良くしようね(してね)(っぽい)』


ナチサン、オカシチョーダイ! アッユウダチ ワタシガイチバンナンダカラネ!

筑摩 「この子たちに挨拶も済んだことですし、次の場所へ行きますか。」

利根 「そうじゃの」

村雨 「またゆっくり話そうね?」バイバイ

春雨 「またね、ちくまちゃん。」バイバイ

ちくま 「ばいばい」

マタネー! ツギハイッショニアソブッポイ! バイバイ



~鎮守府・広場~

ちくま 「おかあさん、とねちゃん、ちくまあれしたい」ユビサシ

利・筑 『あれ?』クルッ


≪長門の射的屋≫

長門 「よっといで!みておいで!弾を的に当てたら商品あげるよー」

159: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/06(木) 01:04:15.86 ID:/3RbiWBs0
利根 「おぬしら...そろいもそろって何をしておるのじゃ?」

長門 「子供たちのために施設をつくるんだがどういったものが喜ばれそうか、こうやって調査しているんだ。那智も武蔵も手伝ってくれている。」

筑摩 「そういえばそんな事言っていましたね。」

ちくま 「しゃてきする!」

長門 「お前が筑摩の子か。いいぞ、この台に乗って...狙いを定めて...引き金を引いたら弾が出るからな。試しに一回撃ってみろ」

ちくま 「う、うん。ねらいをつけて...引いて」パァン

ヒューン スカッ

ちくま 「はずれた」シューン

長門 「あっ」オロオロ

長門 「あ、当たったぞ!?ちくまは小さいからよく見えていなかっただけだ」アセアセ

ちくま 「ほんとに!?」パァ

長門 「も、もちろんだ。は、初めてにしては上手いじゃないか。ほら、これが景品だ」ヌイグルミドウゾ

ちくま 「ありがとー!だいじにするね!」ギュー

長門 「」ボタボタ

利根 「あやつが店番なら一瞬で景品がなくなりそうじゃな。」アキレ

筑摩 「そ、そうですね。」

ちくま 「おねえちゃん、またねー」バイバイ

長門 「ああ、また来るといい」キラキラ


~鎮守府・広場~

ちくま 「いろんなとこいけて、たのしかったー!」キラキラ

利根 「おぬしが楽しめたのならそれで良い。」フンス

筑摩 「姉さんもお疲れ様でした。」

ちくま 「あっ!あそこにもいきたい!」ユビサシ

利・筑 『ん?』クルッ


≪武蔵のクレープ屋≫

武蔵 「よっといで!みておいで!おいしいクレープ食べれるよー」

磯風 「お、武蔵ではないか。なに?クレープ屋だと?...ふむ、お前一人では大変そうだな。どれ、この磯風が助太刀しようではないか。」

武蔵 「い、いや嬉しい申し出ではあるが...一人でも十分やっていけるほど暇なんだ...」アセアセ

磯風 「今は暇かもしれないが、忙しくなったらどうする?遠慮するな。」グイグイ

コレヲイレルノカ? アッマテ、ソレヲイレテハ

利根 「・・・」

筑摩 「・・・」

利・筑 「あそこはやめておきなさい(のじゃ)」

ちくま 「?」

160: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/06(木) 01:30:53.90 ID:/3RbiWBs0

~金剛の部屋~

金剛 「榛名にはるな!よく来たネ!」

榛名 「お邪魔します、お姉さま」

はるな 「おじゃまします」

金剛 「さっそくティータイムにしまショウ!」

榛名 「榛名もお手伝いいたします」

はるな 「え、えと、はるなもおてつだいします」

金剛 「ノー!今日の榛名たちはお客さまデース!座っていてくだサーイ!」

榛名 「で、でも...」

金剛 「デモもゼロもありまセーン!時には素直に相手の言うことを聞くのも立派なレディの嗜みデース!」

はるな 「りっぱなれでぃ...」

榛名 「お姉さまがそうおっしゃるのであれば、お言葉に甘えさせてもらいます。はるな、こっちで座って待っていましょう?」

はるな 「はい、はるなはりっぱなれでぃです!」

金剛 「すぐに淹れてきマース!」タッタ




金剛 「お待たせしマシタ!こっちが榛名の分で、こっちがはるなの分デース!」コトッ

榛名 「ありがとうございます、お姉さま」

はるな 「ありがとうございます、金剛伯母様」

金剛 「どういたしマシテ。さぁ、飲んでみてくだサーイ!」

榛・は 『いただきます』

ゴクッ

榛名 「とても美味しいです!」

はるな 「おいしいです!」

金剛 「当然デース!榛名たちのイメージに合わせてそれぞれ作ってるんですカラ!」

はるな 「はるなもおいしいこうちゃいれられるようになりたいです!」

金剛 「はるなにも出来るはずデース!ワタシが教えてあげマース!」

161: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/06(木) 01:50:14.39 ID:/3RbiWBs0
金剛 「まずはお湯からデース!温度が重要になってきマース。沸騰させすぎはいけまセーン。」

はるな 「は、はい」

金剛 「次は茶葉の入った容器にお湯を素早く淹れマース」

はるな 「す、すばやく」

ソウデース!ジョウズデスヨ ソレカラ...



金剛 「はるなはセンスがあるネ!これでワタシから教える事は何もないデス。いいですカ?一番大切なのは相手の事を想いながら淹れるということデス。それを忘れては駄目ネ!」

はるな 「はい、ありがとうございました金剛伯母様!」

金剛 「そろそろ比叡たちが戻ってくる時間ネ。はるな、比叡たちの紅茶淹れてみマスカ?」

はるな 「はい、比叡伯母様たちにおいしいこうちゃふるまってみせます!」

榛名 「今度は、私もお手伝いさせてください。」

金剛 「イエース!みんなで比叡たちをもてなすネ!」

榛・は 『おー!』

162: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/06(木) 01:53:19.86 ID:/3RbiWBs0
今回はここまでです。

金剛の口調がおかしいかもしれないですが、許してください。(金剛に限ったことじゃないかもですが...)

169: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/06(木) 16:29:38.94 ID:BIZpPtsQO

コンコン

『金剛お姉さま?比叡と霧島です!中に入ってもよろしいでしょうか?』

金剛 「来たネ!入ってくるデース!」

ガチャ

比・霧 「失礼します!」

金剛 「グッドタイミングネ!ちょうど比叡たちの紅茶が出来たところネ!」

比叡 「本当ですか!?」

金剛 「イエース!用意するので座っていてくだサーイ!」





比・霧 『いただきます。』

ゴクッ


比叡 「美味しいです。やっぱりお姉さまの紅茶は最高です!」

金剛 「ノノノンノノン!今回はワタシではなく、このはるなが淹れたんデスヨ!」

はるな 「こんにちは、比叡伯母様、霧島叔母様。あの...お口に合いましたでしょうか?」

霧島 「ええ、美味しいです。よくできましたね。」ナデナデ

はるな 「えへへ」

比叡 「まさか金剛お姉さまと同じくらい上手に淹れられるとは...びっくりです!」

榛名 「比叡姉さまと霧島のために一生懸命淹れたんだよね?」

はるな 「うん!」

比叡 「そうだ!紅茶は金剛お姉さまが、なら私はおいしいカレーの作り方を教えます!」

はるな 「ほんと!」ヤッター

榛名 「やめてください!比叡姉さま!はるなが変な事覚えたらどうするんですか!冗談は料理の腕だけにして下さい!」

比叡 「ひえ~」

霧島 「...これは仕方ありませんね」

金剛 「...デース」

175: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/06(木) 21:57:07.95 ID:/3RbiWBs0


>>170比叡がメシマズだと勝手に勘違いしていただと...許してね、比叡。



~デパート~

大鯨 「玉ねぎに馬鈴薯、それから....」

たいげい 「え、えと...たまねぎ、ばれいしょ...」

大鯨「えっと、たいげい?私の真似をしてカゴにいれるのはいいけど...そんなにいらないのよ?」

たいげい 「?」ドッサリ

鳳翔 「たいげいちゃんの分は提督へお出しする夕食の材料にしましょうか?」フフッ

たいげい 「おとーさんにおりょうりつくりたい!」

鳳翔 「それじゃあ提督の分は任せたわね。たいげいちゃんが作ったって知ったら、きっと喜ぶわよ」

たいげい 「おいしくつくれるようにがんばる!」

鳳翔 「ということで大鯨さんはたいげいちゃんと一緒に作ってもらえますか?」

大鯨 「はい!お任せ下さい!」

ほうしょう 「わたしもおてつだいしたいです、お母様」

鳳翔 「ええ、提督ももっと喜ぶでしょう。」

ガンバッテツクロウネ! ハイ、ガンバリマショウ

177: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/06(木) 23:10:51.49 ID:/3RbiWBs0
鳳翔 「そうと決まれば早く帰って支度をしましょう!」

大鯨 「はい!」

ほ・た 『おー!』


~鎮守府・調理場~

鳳翔 「ではよろしくお願いしますね?」

大鯨 「はい!さて、始めよっか。」

た・ほ 『はーい(はい)』



グツグツ

大鯨 「よし、じゃあたいげいとほうしょうちゃんはこれを潰してくれる?」

た・ほ 「わかった(わかりました)」



ほうしょう 「んしょ、けっこうちからがいりますね」

たいげい 「そうだね、んしょんしょ」

大鯨 「大変そうだね。これはねこう、ぐーるぐるってかき混ぜるんだよ?」

たいげい 「ぐーるぐーる」

大鯨 「違うよ?それはぐるぐるぐーるだよ?ぐーるぐるだよ?」

ほうしょう 「ぐーるぐる」

大鯨 「ほうしょうちゃん上手だね。」


~調理終了~

大鯨 「あとはこれを盛り付けて、と。よしこれで完成!」

たいげい 「しゅうりょうです!」

ほうしょう 「じょうずにできたでしょうか?」

大鯨 「うん、私もビックリするくらい上手にできてるよ。」ニコッ

大鯨 「あとは提督が来るのを待つだけだね。そうだ、二人で提督を迎えに行ったらどうかな?」

たいげい 「ほうしょうちゃん、いこ?」

ほうしょう 「はい。では大鯨さん行ってきます。」

大鯨 「いってらっしゃい」フリフリ

178: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/06(木) 23:35:20.53 ID:/3RbiWBs0
~執務室~

提督 「ふぅ。こう毎日書類と向き合っていては、どうも気が滅入ってしまうな。」ウーン

矢矧 「お疲れ様です。お茶をどうぞ。」コトッ

提督 「ありがとう、いただくよ」

矢矧 「頑張ってください。もう少しで夕食の時間ですよ。」


ガチャ

たいげい 「おとーさん、むかえにきたよ!」

ほうしょう 「お父様、お夕食の準備が出来ました。」

提督 「ん?あぁ、もう少し待ってくれるか?あとちょっとで終わるから。」

矢矧 「提督、かわいい娘たちが迎えに来たんですよ?あとの書類は私だけで出来ますので、あの子たちと一緒に行ってあげてください。」

提督 「そうだな。そうさせてもらうよ。あとはよろしく頼むぞ、矢矧」

矢矧 「ええ、いってらっしゃい。あなたたちもありがとうね。」

ハヤクハヤクー! コ、コラ ヒッパルナ


~食堂~

大鯨 「あっ!提督、こちらにどうぞ!」

提督 「ありがとう。」ヨッコラショ

大鯨 「今日の夕食はこちらになります。」

提督 「おぉ!美味そうだな。ん?」

た・ほ 「...」ジー

大鯨 「提督、こっちのポテトサラダはあの子たちが手伝ってくれたんですよ!」ヒソヒソ

提督 「それであんなにこっちを見てるのか。どれ、パクッ」

た・ほ 「!!」パァ

提督 「お!これは美味しいな!誰が作ったんだ?」

たいげい 「それ、おとーさんのためにわたしとほうしょうちゃんがてつだったんだよ?」キャッキャ

提督 「それでいつもより美味しかったのか!ありがとうなお前たち」ナデナデ

ほうしょう 「よろこんでもらえてよかったです」///

たいげい 「えへへー、もっとなでてぇー」キラキラ

179: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/06(木) 23:58:56.15 ID:/3RbiWBs0
提督 「ごちそうさまでした。さて執務室に戻るか。ん?」

金剛 「みなサーン!注目してくだサーイ!今から【コウノトリくじびき】を開催しマース!」

ワイワイ ガヤガヤ

提督 「金剛?コウノトリくじびき?あぁ、次の母娘を決めるやつか。」

金剛 「誰が当たっても文句なしデース!デワ行きマースヨ!最初の当選者は.......ッチ、扶桑ネ!オメデトゴザイマス!」

オメデトー オメデトー

扶桑 「わ、私ですか?」

山城 「扶桑姉さまの子なんて可愛いに決まってるわ!」

扶桑 「提督との・・・ふふふ♪」

山城 「...提督が父親だという事を忘れていたわ。」


金剛 「続いての当選者は.........ッチ、北上ネ!」

オメデトー オメデトー

北上 「ん?アタシかぁ。まぁ当たったもんは仕方ないね。」

大井 「キタカミサン、キタカミサン」


金剛 「そして最後の当選者は......ッチ、あきつ丸ネ!」

オメデトー オメデトー

あきつ丸 「自分でありますか?このあきつ丸、立派な子に育ててみせます!」

金剛 「頑張るねー、これでくじびきはおわり。さぁ部屋に帰って紅茶でも飲むか。」

190: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 11:40:10.73 ID:I8ymyJshO
扶桑 「あ、あの山城?」

山城 「そのままで、はい!こっち見て」カシャッカシャッ

ふそう 「うぅー」オロオロ

山城 「笑顔ちょうだい」カシャッカシャッ

扶桑 「山城?」

山城 「次はこの衣装を着て、このポーズを....」

ふそう 「あうぅ」ウルウル

山城 「キャー!!涙目も可愛いわぁー!」カシャッカシャッ

扶桑 「・・・」プルプル


ガチャ


時雨 「居るかい、扶s・・・

満潮 「ちゃんとしてr・・・

最上 「様子を見に来t・・・

扶桑 「いい加減にしなさい、山城!!!!」

山・時・満・最 『!!』ビクッ

扶桑 「私の事で暴走するのは大目にみているけれど...この子が困っているのが分からないのかしら?それとも困らせてまで撮らなければいけない理由でもあるのかしら?答えなさい、山城。」

山城 「ふ、扶桑姉さま?子供はすぐに成長しますので、そ、その今のふそうの姿を撮っておかなければ...」オソルオソル

扶桑 「加減を知りなさいと言っているの。この子が怖がっていては意味がないでしょう?」

ふそう 「...」スッ ←扶桑の後ろに隠れる。

山城 「は、はい...」

扶桑 「なにも撮るなとは言ってないのよ?撮ってくれるのはありがたいと思っているわ。でもどうせならこの子も楽しめるように撮ってあげてもらえるかしら?あなたもそうよね、ふそう?」

ふそう 「うん、でもあのやましろおねえちゃんはこわい...かな?」

山城 「ごめんなさい、扶桑姉さま、ふそう。あまりの可愛さに我を忘れていました...」

ふそう 「やましろおねえちゃん、こんどはかわいくとってね」ニコッ

山城 「!!ええ!じゃあまず、このポーズをとって...ってハッ!」チラッ

扶桑 「山城?」ギロッ

191: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 13:41:00.19 ID:KUVIXX4/O
時雨 「やぁ。」

扶桑 「時雨に満潮、それに最上。いらっしゃい。」

満潮 「山城が暴走してるんじゃないかって様子を見に来たけど…大丈夫そうね。」

最上 「ビックリしたよ!まさか扶桑があんな大声出すなんて。」

扶桑 「驚かせてごめんなさいね。なにもないけど、ゆっくりしていってね。」

満潮 「そうさせてもらうわ」チラッ

時雨 「どうやら満潮はふそうとお話したいみたいだね。」

満潮 「なっ///そ、そんなんじゃないわよ!」

最上 「もー!恥ずかしがらずしゃべりに行けばいいのにー!」ハハハ

満潮 「///うっさいわね///」


扶桑 「気づかなくてごめんね?ふそう?こっちに来て挨拶しなさい。」

ふそう 「はーい!」タタッ

ふそう 「こんにちは。えーっと...」

時雨 「僕は時雨。よろしくね?」

最上 「ボクは最上。よろしく。」

満潮 「満潮よ。よ、よろしくね?」

ふそう 「しぐれおねえちゃん、みちしおおねえちゃん、もがみおにいちゃん。よろしくね?」

最上 「もー!ボクもおねえちゃんだよー!」



山城 「はぁ。もう撮り終えてしまった...。楽しい時間はあっという間ね。姉さま?私、この写真を現像してきますね。それじゃあ」


ガチャ ダダダッ


最上 「...行っちゃったね。」

扶桑 「ええ。」

ふそう 「...」ウトウト

時雨 「ふそうが眠たそうだね。」

満潮 「あんだけ写真を撮られれば疲れるのも無理ないわよ。ふそう、寝るなら布団で寝なさい。」

ふそう 「う...ん...」ウト

193: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 15:12:45.94 ID:Gz15xFHvO
時雨 「ふそうも寝ちゃった事だし、僕たちは帰ろうか。」

最上 「そうだね。起こしちゃったら悪いしね。」

扶桑 「来てくれて、ありがとうね。」

時雨 「また来るよ。満潮?帰るよ。」

最上 「満潮?ふそうと別れるのが嫌なのはわかるけどさ...」

満潮 「ふそうがはなしてくれないのよ!」

ふそう 「zzz」ガッシリ

時雨 「じゃあ僕たちは帰るよ。ふそうが起きるまで一緒に寝てあげるといいよ。」

最上 「じゃあねー!」フリフリ

満潮 「あっ!待ちなさいよ、あんたたち....」

ガチャ

満潮 「・・・まったくもう。」ナデナデ

ふそう 「んふゅ」

扶桑 「ふふふ♪それっ!」ガバッ

満潮 「な、なにするのよ!」

扶桑 「親が娘と一緒に寝たらいけないの?」

満潮 「ならふそうの隣にいけばいいでしょ!なんでわざわざ私の横に来るのよ!」

扶桑 「ええーなんか娘が二人出来たみたいだなと思って」フフフ

満潮 「...もう好きにしなさい」

扶桑 「そうします♪」ギュウ



ガチャ

山城 「写真現像してきまし....た」

ふ・扶・満 『zzz』スヤスヤ

山城 「...満潮。ま、まぁ今日は扶桑姉さまたちに迷惑をかけたので見逃してあげるわ。」

山城 「...くっ、くやしくなんかないんだから!」ダッ

194: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 15:58:12.92 ID:rXcFp6D2O
北上 「あー暇だねぇ。」グデー

きたかみ 「...」グデー

北上 「・・・」ジー


ギュウ


北上 「おお!あんたを抱きしめると暖かくて気持ちいい!」

きたかみ 「かーさんもあったかいよー」ギュウ

北上 「今日はずっとこうしてようかな」ギュウ

きたかみ 「あったかいしいいんじゃない?」ギュウ


ガチャ


望月 「お邪魔しまーす!」トコトコ

北上 「望月、やっほー」

きたかみ 「やっほー」

望月 「この子が北上さんの娘かぁ、よろしく。んじゃ、おやすみぃ。」ゴロッ


ガチャ


初雪 「...」トコトコ ゴロッ

初雪 「やっぱ北上さんの部屋はゆったりできる」フゥ

北上 「やっほー、初雪」

きたかみ 「やっほー」

初雪 「zzz」

北上 「相変わらず寝るの早いねー。」


ガチャ


加古 「ウイーッス」

北上 「やっほー」

きたかみ 「やっほー」

加古 「お!その子が北上の子か?」

北上 「そうだよー。」

加古 「なんで抱き合ってるんだ?」

北上 「きたかみ抱きしめてると暖まるんだよー」ギュウ

加古 「まじ!あたしにもだきしめさせてよ」

北上 「いいよー!はいっ」

加古 「おおサンキュー!」ギュウ

きたかみ 「ちょっとくるしいよー」

加古 「マジであったけぇー...zzz」

北上 「あんたも相変わらずだねぇ」

195: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 15:59:41.62 ID:rXcFp6D2O
望月 「ていうか北上さん今日、第一部隊で出撃予定じゃなかった?」グデー

北上 「ん、ああ。提督が子供が出来たその日は子供のそばにいてやれってさ。あっ望月そこのお菓子取って」グデー

望月 「ああそうなんだ。」ハイ、オカシ

北上 「でもさぁ、いきなり休みになってすることないんだよねぇ。大井っちもアタシの代わりに出撃してるし。」バリバリ

加古&きたかみ 『zzz』

初雪 「zzz」

北上 「まぁ、こうやってダラダラするのもいいかもねー」グデー


ガチャ


三日月 「失礼します。やっぱりここでしたか、望月。」

望月 「あっ。」

三日月 「自分の部屋では私の目があるからって人の部屋でだらしない恰好はしないでっていつも言ってるよね?」

望月 「えー。でも北上さんは別にいいって言ってくれてるよ?」

北上 「ん?別にアタシは気にしないよー」

望月 「ほらね?」

三日月 「そういう問題じゃないの!」

北上 「あのさー三日月?もうちょい声おとしてくんない?あの子が起きちゃうからさ」ユビサシ

三日月 「す、すみません。」チラッ

きたかみ 「zzz」スースー

三日月 「カ、カワイイ!」キュン

望月 (これは三日月を丸めこめるチャンス!)

望月 「あー、三日月?あの子抱きしめると暖かいんだって。」

三日月 「えっ!」

196: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 16:46:46.19 ID:PIL4xZu0O
望月 「こうギュッと抱きしめたらホワホワーって」

三日月 「ギュッ...ホワホワ...」

きたかみ 「んっ」パチッ

三日月 「…」ジー

きたかみ 「ん?なに?」

三日月 「突然だけど、抱きしめても良いかしら?」

きたかみ 「いいよー。アタシあったかいらしいよ。」

三日月 「で、では...」ギュッ

きたかみ 「ぎゅー」

三日月 「あ、暖かいし柔らかい」ポワポワ

望月 (ふっ、これで三日月も堕ちたな)

三日月 「...」ポー


ガチャ


白雪 「絶対にここだと思いました、初雪。」

初雪 「zzz」

白雪 「ほら起きなさい。遠征に行く時間ですよ?」

初雪 「ぐっ、ぐーぐー」

白雪 「...あくまで起きないつもりなのね?」ニコリ

白雪 「北上さん、この子連れて行きますね?」グイッ

北上 「どうぞー」

初雪 「あぁああ」ズルズル

加古 「古鷹が来るのも時間の問題か。...逃げるか」


ガチャ


古鷹 「失礼しますね、北上さん。加古いるかな?」

加古 「あっ」

加古 「・・・」

古鷹 「・・・」

加古 「っ」ダッ

古鷹 「あっ!逃がしません!」ダッ

マチナサーイ

197: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 16:47:51.53 ID:PIL4xZu0O
皐月 「北上さん、今加古さんたちが猛ダッシュで駆け抜けてったけど...」

北上 「あー気にしないでー」

弥生 「三日月?あなた望月を連れ戻しに行ったんじゃなかったの?」

三日月 「...」ポー

皐・弥 「?」

皐月 「まーとにかく、望月、三日月、帰るよ!」

弥生 「それじゃ...北上さん...私たちはこれで失礼します。」ペコッ

モーミカヅキドウシタノサ カオガアカイケド...



北上 「...一気に静かになったねぇー」

きたかみ 「そーだね」


ガチャ


大井 「北上さん!ただいま!」

北上 「大井っち!おかえりー」

きたかみ 「おかえりー」

大井 「本当に北上さんが小っちゃくなったみたいー」キャー ギュー

きたかみ 「おいっちくるしいよー」

北上 「大井っちも帰ってきたことだし、ご飯でも食べにいこっか?」

大井 「北上さんとならどこへでも行きますー!」

きたかみ 「くるしいってばー」ジタバタ

198: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 17:43:48.01 ID:MjSH5WrHO
あきつ丸 「提督殿よりお暇をいただいたのですが...」チラッ

あきつまる 「どうしたでありますか?ははうえどの」

あきつ丸 「自分は、子育てをしたことのないのでどうすればよいのでしょうか?」ウーン

あきつ丸 「しかし、見れば見るほど年少時代の自分にそっくりであります。」ジー

あきつまる 「そんなに、じぶんはおさなきころのははうえによくにているのでしょうか?」

あきつ丸 「!」ピコーン

あきつ丸 「たしかこの辺に置いてあったはず...」ガサゴソ

あきつまる 「?」

あきつ丸 「あったであります!」

ランドセル 「」ボロッ

あきつまる 「おお!ははうえがつかわれていたらんどせるですか!」

あきつ丸 「これをあきつまるに、と思っていましたがこれでは荷物が運べそうにない。」

あきつまる 「いえ、ぬいあわせればなんとかつかえそうであります!」

あきつ丸 「よし!ランドセルを買いに行くであります!どうせならきれいなランドセルを着せたいのです。」

あきつまる 「よいのでありますか?」

あきつ丸 「母として初めての行いなのであります。よくないわけないのであります!それではいきましょう!」

あきつまる 「はい!」

~鎮守府・玄関~

まるゆ 「あっ!あきつ丸さん、あきつまるちゃん。こんにちは!」

あきつ丸 「まるゆ殿、こんにちはであります!」

あきつまる 「こんにちはであります!」

まるゆ 「どこかへおでかけですか?」

あきつ丸 「ランドセルを買いに行こうとしていたであります!」

まるゆ 「いいなぁ」

あきつ丸 「まるゆ殿もご一緒にどうでしょう?」

まるゆ 「まるゆなんかがいいんですか?」

あきつ丸 「断る理由がありません。さぁいきましょう!」

199: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 18:53:58.14 ID:MLvmx7JWO
~街~


あきつ丸 「ランドセルはどこにあるのでしょうか?」

まるゆ 「デパートじゃないでしょうか?」

あきつ丸 「なるほど。では向かうであります!」


~デパート内~


あきつ丸 「おお!たくさんあるのです!」

店員 「いらっしゃいませー!ランドセルをお求めで?」

あきつ丸 「店員殿。この子にランドセルを買ってあげたいのですが、自分の知っているランドセルとは少し違うようなのであります。」

店員 「あー最近のランドセルはこーなってるんですよー」

あきつ丸 「なんと!時代は変わったのであります...」

あきつまる 「ははうえ、じぶんはこれがほしいのであります!」


\\赤いランドセル//


あきつ丸 「おお!これはすばらしいのであります!あきつまるは良い趣味をしているのです。」

店員 「そちらのおじょーさんはどれにしますか?」

まるゆ 「ま、まるゆには必要ありません!」


~お会計終了~


あきつまる 「かんしゃいたします、ははうえ。たいせつにつかわせていただきます!」

あきつ丸 「それはよかったのです。自分も母親らしい事が出来てうれしいのであります!」

まるゆ 「よかったね、あきつまるちゃん。」


~帰り道~


あきつまる 「にあうでありますか?」

あきつ丸 「あきつまるにピッタリであります。」

あきつまる 「ちんじゅふにかえったらみんなにみせるであります!」クルクルッ

まるゆ 「もう、あきつまるちゃん。ちゃんと前を見て歩かないと人にぶつかってしまいますよ!」メッ

あきつまる 「そうでありますな!まるゆあねうえは、しっかりしたかたなのです。」

まるゆ 「そうなんだよ!まるゆはしっかりもn... ドン! きゃっ。す、すみません!」

木曾 「ったくちゃんと前を見て歩けよ...ってまるゆじゃねーか!」

まるゆ 「木曾さん!?」

ッタクシッカシロヨナ シ、シテマスヨ!


あきつまる 「まるゆあねうえはおっちょこちょいなのであります。」

あきつ丸 「なのです。」

200: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/07(金) 18:59:11.73 ID:MLvmx7JWO
とりあえずここまで。

ちょっとあきつ丸の話は無理やり感ありますが...

あきつ丸のネタくれた方ありがとうございました。
ベガと日本男児は>>1には書けませんでした、申し訳ないです。

また夜書きます。

次の艦娘母娘は
>>203 >>206 >>209でお願いします!





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