1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 00:54:16.59 ID:4XwHhrLM0
初スレ立てです。
キャラ崩壊、文がおかしい、誤字などあると思いますがどうか生暖かい目でください。
遅筆亀進行になると思います。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1423670056

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 02:02:42.65 ID:4XwHhrLM0
提督「加賀さんはデレてなんてくれない」

加賀「何言ってるんですか当たり前のことを」

提督「わかってた。わかってましたよ加賀さん…でもツンデレ的な流れでしょ?」

加賀「何言ってるんですか?頭を明石に修理してもらったほうが良いのでは?」

提督「相変わらず酷い!せめて少しぐらい優しくしてくれたっていいじゃない!」

加賀「提督に?何のために?」

提督「ほら…俺の豆腐メンタルを崩壊させないため?」

加賀「むしろ崩壊して欲しいところね」

提督「酷い!酷いよ!デレてとは言わないからせめて少しは優しく!」

加賀「嫌です」

提督「即答ですか!わかってたよちくしょう!」

加賀「そんなことよりも早くそこの書類の山を片付けてください」

提督「はい…わかりましたよ…あ、でも加賀さんが少し優しくしてくれたらモチベーションも上がるかなー」

加賀「5分で書類の山を片付けたなら考えます」

提督「この山を…5分だと…?無理ゲーにも程がある!」

加賀「じゃあ諦めてください」

提督「ちくしょう…でも手伝ってはくれるのね?」

加賀「秘書艦ですので」

提督「そんな加賀さんが大好きです愛してます!」

加賀「気持ち悪いのでやめてください」

提督「オブラートに包んでよ…」

加賀「キモいのでやめてください」

提督「ねぇ、それどこをオブラートに包んだの?」

加賀「私の心を守るのに使いました」

提督「オブラート程度で俺の愛が止められるのか?」

加賀「既に鉄板を張ってあるのでご心配なく」

提督「そこまでかよ…」

加賀「提督、誰か来たみたいですよ、秘書艦変えるつもりはありませんか?」

提督「秘書艦変えるつもりはありません!」

金剛「テイトクゥー!いるんでショ?入っていいですカ?」

提督「ん、金剛か、入ってきていいよー!」

金剛「失礼しマース!」

提督「んで、どしたの金剛?」

金剛「提督とティータイムでもと思っテ!」

提督「あれ?もうそんな時間?加賀さん今何時か見える?」

加賀「3時を回ったところです。」

提督「もうそんな時間か…少し休憩にしようか」

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 02:08:41.12 ID:4XwHhrLM0
金剛「少し待っててくださいネ!ティーセットとスコーンを持ってきマス!」

提督「じゃあ机の上を片付けておくよ」

加賀「金剛のスコーンと紅茶…気分が高揚します」

提督「金剛の紅茶美味しいからなぁ…」

金剛「紅茶とスコーン、お持ちしましたデース!」

提督「お、ありがとな!」

金剛「いえいえ、ところでお味はいかがですカ?」

提督「うん、いつも通り美味しいよ」

金剛「そうですカ?よかったネ!加賀はどうデス?」

加賀「とても美味しいわ」

金剛「それはよかったデース!沢山あるので食べてくださいネー!」

加賀「ごめんなさい、少し席を外すわ」

提督「ん、わかった」

金剛「どうかしたんでしょうカ?」

提督「トイレとかじゃない?」

金剛(加賀は出ていったネ…)

金剛「ところで提督、加賀との仲はどうですカ?」

提督「どうもこうもいつも通りだよ…」

金剛「そうですカ…提督、諦めて私に乗り換えませんカ?」

提督「悪いけどさ…俺加賀さん一筋だから…」

金剛「わかってたデース…だからそんな申し訳なさそうな顔しないで欲しいデス!」

提督「そうか…悪いな…」

金剛「そうやってすぐ謝るのは提督の悪い癖デース!一途なのはとてもいい事なんですヨ?もっと胸を張ってくだサイ!」

提督「そうか、わかった。」

金剛「そうデース!それでいいデス!私、提督の事は好きですガ、提督と加賀の事は応援してるんデス!」

提督「ありがとうな、金剛」

金剛「いえいえデース!」

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 02:09:17.95 ID:4XwHhrLM0
加賀「戻ったわ、外してごめんなさいね」

金剛「ちょうどいいタイミングで帰ってきましたネー!」

加賀「?どういうことかしら?」

金剛「丁度話が1つ終わったところだったのデース!」

加賀「なんの話だったのかしら?」

金剛「見た夢の話デース!昨日加賀はどんな夢を見たんですカ?」

加賀「そうね…昨日は提督に延々と追いかけられるだけの夢だったわ」

提督「えっ、何その夢!?」

加賀「さぁ?私が聞きたいところね。おかげさまで起きて早々嫌な気分になったわ」

提督「ごめんなさい……ってこれ俺の責任じゃなくね?」

加賀「提督が出てきた以上提督の責任よ」

提督「なにそれ酷い」

金剛(相変わらずネー…少し探りでも入れてみますカ…)

金剛「正直言って加賀は提督のことどう思ってるんですカ?」

加賀「どう、とは?」

金剛「好きだとか、愛してるとカ?」

加賀「そうですね…上司として、信頼はしています。今の所轟沈はここの鎮守府ではありませんし」

提督「これからもさせるつもりはない」

金剛「では、恋愛対象としてはどうですカ?」

加賀「ないですね」

金剛「清々しいまでの即答ネー…それはまたどうしてですカ?」

加賀「どうして、と言われてもただこの人に恋愛対象として見るまでの魅力がないとしか」

提督「メンタルがガリガリ削られていくんですが…」

金剛「提督は後で慰めてあげマース!」

提督「うわぁ〜ん、金剛〜!」

加賀「提督、気持ち悪いです。」

金剛「どストレート直球ど真ん中ネー…」

提督「オブラートに包んでくださいお願いだから!」

金剛「まぁ、提督がいるから話しにくいという線も有り得なくはないデース!今度加賀の部屋に行ってもいいですカ?」

加賀「そんなことはないけれど…いいわよ、いつでも来て。」

金剛「ありがとうございマース!…結構時間経ってますネ…今日のところは失礼しマース!また明日くるネ!」

提督「うん、わかった、明日も期待して待ってるよ、ねっ、加賀さん?」

加賀「提督と一緒に待つのは不本意ですが紅茶とスコーンのためです。期待して待っています。」

金剛「oh......加賀は辛辣ネー…じゃあ、期待して待っててネ!」

提督「さてと、金剛も帰ったし、残りの書類を片付けようか。」

加賀「そうね。早く終わらせましょう」

17: ◆and2h/yWHc 2015/02/12(木) 09:05:27.34 ID:4XwHhrLM0
提督「うん、これで今日は終わりかな?」

加賀「ですね。」

提督「手伝ってくれてありがとう!」

加賀「一応秘書艦ですので」

提督「それでも、だよ」

加賀「そうですか。では今日はもう帰っていいんですか?」

提督「うん。いいよ、お疲れ様!」

加賀「お疲れ様でした」

提督「さて、鳳翔さんの店にでも行こうかな…」

提督(今日も加賀さんとは相変わらずだったな…金剛が部屋に行くみたいなこと言ってたけど…どうなのか…デレてとは言わないけどどうやったら優しくしてもらえるのかねぇ…)

提督「っと、着いた。こんばんは〜」

鳳翔「あら?提督、いらっしゃいませ、今日はどうしたんです?」

提督「いやー、久々に呑みたくて…」

鳳翔「わかりました、加賀に何か言われたんですね?」

提督「さすが鳳翔さん。当たりですよ…何か言われてるのはいつもですけどね…」

鳳翔「それで、今日は何と言われたんですか?」

提督「恋愛対象として見るまでの魅力がないと…論外だと…」

鳳翔「あらあら、それは…」

鳳翔(提督がアピールしすぎなのが原因だとわかってないんですね…)

提督「まぁ、ある意味わかってましたよ魅力ないのは…しかし真正面から言われるとねぇ…」

鳳翔「確かに、そうですね…」

提督「どうしたもんかなぁ…」

鳳翔(どうすれば提督がアピールを控えるようになるんでしょう…直接言うしかやっぱりないんでしょうか…)

那智「鳳翔さん!ビールを!」

鳳翔「わかりました」

提督「店に入って早々ビールを注文とは相変わらずだなぁ、那智は」

那智「むっ、貴様か、呑んでいるとは珍しいな?」

提督「たまには呑みたくもなるもんさ…」

18: ◆and2h/yWHc 2015/02/12(木) 09:06:38.65 ID:4XwHhrLM0
那智「加賀と何かあったんだな?そんな顔をしていては変わるものも変わらんぞ?」

提督「そう言うもんかねぇ…」

鳳翔「ビール、どうぞ」

那智「ありがとう鳳翔さん!」

提督「鳳翔さん俺にもお願い…」

鳳翔「はい、ただいま」

那智「大体貴様はアピールしすぎなんじゃないか?」

鳳翔(あっ、さすが那智さん、直接言いましたね…)

提督「アピールのしすぎ?」

那智「そうだ。私達と話している時と加賀と話している時の差は酷いぞ?外野から見ていても面倒くさいと思うレベルだ。」

提督「マジかよ…鳳翔さんもそう思う?」

鳳翔「まぁ、確かにそういう節はありますね…」

那智「そう言う事だ。少しアピールを控えてみてはどうだ?」

提督「アピールを控える、ねぇ…」

鳳翔「艦隊の指揮をしている時や私達と話している時と同じようにしてみては?」

提督「うーん…そうだなぁ…やって見る価値はあるかな…」

鳳翔(これで一歩前進。でしょうか…)

那智「それでダメならもうどうしようもないかもな!」

提督「そうなればいっそ清々しいな…っと、そろそろ帰ろうかね…」

那智「もう帰るのか?」

提督「明日起きられないのは嫌だしな…あれ?財布忘れた…今度まとめてでいいですか…?」

鳳翔「わかりました。次に来た時に、ですね?その時はいい報告も持ってきてくださいね?」

提督「ありがとうございます鳳翔さん…まぁ、頑張ってみますよ」

那智「アピールのしすぎは控えるんだぞ?」

提督「わかったわかった。それじゃ、またな」

鳳翔「またのお越しを。」

19: ◆and2h/yWHc 2015/02/12(木) 09:08:34.88 ID:4XwHhrLM0
~加賀の部屋~

金剛『加賀ー、入ってもいいですカ?』

加賀「どうぞ。散らかっているけど気にしないで。」

金剛「失礼しマース!あれ?赤城はどうしたんですカ?」

加賀「瑞鳳が玉子焼きを作りすぎたみたいでそれを食べに行っているわ」

金剛「なるほど…赤城らしいデス…」

加賀「それで、何の用かしら?」

金剛「ティータイムの時の話の続きデース!」

加賀「…提督についての?」

金剛「その通りデース!ぶっちゃけ、提督に対してどう思ってるんですカ?」

加賀「あの時言った通りよ。恋愛対象として見るまでの魅力はないわ。信頼はしているけれど。」

金剛「信頼…ですカ…ということは指揮をしている時の提督は少しは魅力を感じるト?」

加賀「まぁ…私と話している時の気持ち悪くて面倒な提督よりは…」

金剛(やっぱり提督アピールしすぎデース、でも少しはほんの少しは光があるみたいですネ…)

加賀「私が話すことは後はもうないわ、他にも何かあるの?」

金剛「いえ、もう特にないデース!今日はもう失礼するデース!お邪魔しまシタ!」

加賀「そう。ならいいわ。おやすみなさい」

金剛「goodnightネ!」

金剛(やっぱり提督と加賀の距離を近づけるには提督にアピールを控えてもらうしかないネ…どうしましょうカ…やっぱり直接ですネ…明日の朝にでも言いまショウ…)

24: ◆and2h/yWHc 2015/02/12(木) 21:10:27.33 ID:4XwHhrLM0
提督「酒飲んでたからかよく眠れた…今日も1日頑張ろ…」

提督(昨日言われた事を守りながらとりあえず1日過ごしてみるとしよう…あれ?執務室前に誰かいるな…)

金剛「あ、提督!goodmorningネ!」

提督「金剛か、おはよう、どしたの?」

金剛「提督に少し話がありましテ…」

提督「話?なんの?」

金剛「とりあえずここじゃ何ですから向こうデ!」

提督「わかった」

提督「んで?話って?」

金剛「加賀との会話についてデース!アピールを減らしてみてくださイ!」

提督「アピールを減らせか…昨日鳳翔さんと那智にも言われたよ…」

金剛「そうなんですカ?ならみんな考えてることは一緒と言うことネ…」

提督「みたいだな…今日から減らしてみようとは思ってるけど」

金剛「本当ですカ?なら今日のティータイムの時に感触を聞かせてくださいネ?」

提督「ん、了解」

金剛「じゃあ頑張ってくださいネ!またネ!」

提督「おう、またなー!」

提督「っと、加賀さんもう来てるな、ごめん待たせて」

加賀「いえ、ついさっき来たところですので。」

提督(アピール控え目に控え目に…)

提督「今日も結構書類あるけど、頑張ろうか!」

加賀「そうですね。早く終わらせましょう」

提督「………」

加賀「………」

提督(やばい、話すことがない…いつもならここでなんやかんや言い合いながらやってるんだが…)

加賀「提督、その書類こっちにください」

提督「ん?ああ、はいよ」

加賀「どうも」

提督(何か会話…会話…アピールじゃなくて会話…)


25: ◆and2h/yWHc 2015/02/12(木) 21:15:01.60 ID:4XwHhrLM0
提督「加賀さん、最近赤城はどう?」

加賀「赤城さんですか。いつも通りですよ、良くも悪くも」

提督「あいつの食費をどうにか減らしたいんだがな…」

加賀「それは無理かと」

提督「ですよねぇ…」

加賀「………」

提督「………」

提督(やばい、話が止まった…他に…何か…)

提督「あ、そういえば、艦載機についてなんだけど…」

加賀「新型の配備をするつもりですか?」

提督「そろそろ紫電改二じゃきついかなってさ…ボーキサイトも貯まってきたし烈風の数を揃えようかと…」

加賀「そうね。この先制空権を確保するのが厳しくなるわ。今でも少しギリギリな所もあるぐらいだから」

提督「となると、開発か…加賀さん頼める?」

加賀「わかりました。任せてください。」

提督「んじゃあ早速工廠に行って始めようか。先に行っててくれる?この書類を片付けたら行くから」

加賀「わかりました。ではお先に」

提督(なかなかいい感じに進んでるのかな…?会話をもう少し頑張れば大丈夫かな…)

提督「っと、片付いたし工廠へ向かうとしましょうかね」

~工廠~

加賀「提督、遅いです。」

提督「ごめん、ちょっと長引いて…」

加賀「まぁいいです、ところで使う資材はどれぐらいにしますか?」

提督「燃料20弾薬60鋼材10ボーキ110で」

加賀「わかりました……これは、天山ですね…」

提督「天山か、次行ってみよう」

加賀「提督、何回程開発をするつもりですか?」

提督「とりあえず最高でも15回、烈風が3個もし出来たらそこで終了かな?」

加賀「わかりました。では2回目を……これは彗星一二甲ですね」

提督「ほう、狙いじゃないがいいな!」

加賀「では3回目……零式水偵ですね」

提督「零式水偵は配備行き届いてるから大丈夫なんだが…次行ってみよう」

加賀「4回目ですね………烈風です」

提督「よっし!さすが加賀さん!」

提督(危ない。危うく言い過ぎるところだった…)

加賀「5回目ですね……流星ですね。」

提督「おお、流星改の配備は間に合ってないからそれまでのつなぎとして重要だな」

26: ◆and2h/yWHc 2015/02/12(木) 21:17:20.01 ID:4XwHhrLM0
加賀「6回目です……彩雲ですね」

提督「レア物が続いてるな…この調子で行けるか?」

加賀「7回目…烈風です」

提督「よしよし、あと1個出れば…」

加賀「8回目…爆戦ですね」

提督「なかなかいい調子だな」

加賀「9回目……烈風です。これで終わりですね?」

提督「まさか10回以内で3個も作れるとは驚いた…ありがとう、加賀さん」

加賀「いえいえ」
提督「なかなかいい調子だな」

加賀「9回目……烈風です。これで終わりですね?」

提督「まさか10回以内で3個も作れるとは驚いた…ありがとう、加賀さん」

加賀「いえいえ」

提督「烈風はまたこれからぼちぼち開発していくとして、書類の片付けに戻ろうか…」

加賀「そうね。昼までに少しでも終わらせましょう。」

提督「加賀さんお昼はどうするの?」

加賀「赤城さんと外で食べることにしてあります。」

提督「そう、わかった」

加賀「ついて来ないでくださいね?」

提督「さすがにそこまではしないよ…」

加賀「どうだか…」

提督「少し早いけどお昼に行ってきていいよ、ゆっくりして来てね」

加賀「ではお言葉に甘えて、お先に」

41: ◆and2h/yWHc 2015/02/25(水) 17:00:29.91 ID:akrbs60d0
提督side


提督「午前中は頑張った…大丈夫だったよね?って誰に聞いてるんだか…」

提督「昼飯は食堂でいいか…」

〜食堂〜

提督「腹へった腹へった…あ、日替わり一つ」

間宮「お疲れですね提督?」

提督「まぁね…でも、出撃や遠征をしてる皆の方が疲れてると思うよ。ってことで今日の夕食の時には皆に間宮アイス出してもらえる?」

間宮「わかりました、提督もお疲れならきちんと休んでくださいね?」

提督「善処します…」

吹雪「司令官の善処しますは信じられませんね…」

提督「そんなこというな吹雪よ…」

吹雪「善処しますって言葉何度聞いてきたことか数えるのもやめましたよ…」

提督「そんなに言ってる?」

吹雪「そんなに言ってますよ!司令官の口癖じゃないですか!」

提督「だって、ねぇ…」

吹雪「だってじゃありません!大体司令官はいつもいつも頑張りすぎなんです!」

提督「俺なんかより皆の方がずっと頑張ってるさ、そんな皆を誰一人失わないためならなんでもやるさ。」

吹雪「全く…こんな時だけイケメンみたいなこと言わないでください!」

提督「俺今それなりにいいこと言ったよね!?」

吹雪「いいこと言いましたけどそれとこれとは話が違います!こんなに私達の事を考えてくれる司令官だから疲労で倒れられたらって皆心配なんですよ?」

提督「そりゃまたありがたい話だな…」

吹雪「新しく来た子も、昔からいる子も、皆司令官の事は信頼してますよ」

提督「そりゃ提督冥利に尽きるな…」

提督「しかしこの鎮守府も大きくなったもんだよなぁ…」

吹雪「本当にその通りですね…私と司令官しかいなかった頃が懐かしいものですね…」

提督「あの頃は何にも知らなかったしな…っと、時間大丈夫か?」

吹雪「そろそろ遠征の時間ですね…司令官!今度昔話でもしましょうね!」

提督「そうだな!遠征、いつもありがとうな、頑張ってくれ!」

吹雪「はい!頑張ります!司令官はきちんと休んでくださいね?」

提督「わかったわかった、きちんと休むよ…」

吹雪「言いましたからね!絶対ですよ!」

提督「ああ、わかったよ、んじゃ、また今度な!」

吹雪「はい!また今度!」

提督(久々吹雪と話したな…元気だよなぁ吹雪は…元気を分けてもらえるな…)

提督「さて、午後の執務も頑張りますか!」

52: ◆and2h/yWHc 2015/02/28(土) 23:15:45.79 ID:idmTjoi40
加賀side

加賀「お昼ね…赤城さんはどこにいるかしら…」

赤城「加賀さーん!」

加賀「あら、ちょうど良かった」

赤城「もしかして今終わったとこですか?」

加賀「ええ、ちょうど今、ね。」

赤城「ほんとにちょうどよかったですね!じゃあ行きましょうか!」

加賀「今日もいつもの所に?」

赤城「そうです!」

加賀「そうですか…さすがに気分が高揚します」

〜店の前〜

赤城「あれ?誰か店の前にいますね、何をしてるんですかね?」

加賀「あれは…秋月?」

赤城「声をかけてみましょうか」

加賀「そうね…」

赤城「秋月さん?」

秋月「は、はいっ!?」

赤城「やっぱり秋月さんね、こんな所でどうしたの?」

秋月「一航戦のお二人でしたか…実は外に食べに来たのはいいんですがこんなに食べていいものかと…」

赤城「あら?そんなことで悩んでたんですか?外で話すのもなんですので中でどうですか?」

秋月「いっ、いえ、でも…」

赤城「まぁまぁ、そう言わずに、ね?」

加賀「そうね、それとも私達とお昼は嫌かしら?」

秋月「いえ!そんなことはないですけど…」

赤城「じゃあ一緒に食べましょう?お代は私達が持つから、ね?」

53: ◆and2h/yWHc 2015/02/28(土) 23:16:45.84 ID:idmTjoi40
秋月「いえいえ!そんな!お代は私が払いますよ!」

赤城「私達の方が先輩なんだから奢りますよ、ね、加賀さん」

加賀「そうね、気にすることはないわ」

秋月「じゃあ…ご馳走になります!」

赤城「じゃあ入りましょうか!」

大鯨「あら、赤城さんに加賀さんと秋月さん、いらっしゃい!」

赤城「大鯨さん!いつものでお願いします!」

大鯨「はぁい、加賀さんもいつものでいいですか?」

加賀「ええ、お願いします」

大鯨「わかりました!秋月さんはどうしますか?」

秋月「えっと…あの潜水艦おにぎりを一つ…」

大鯨「はぁい、わかりました!」

赤城「秋月さん、そんなに少なくていいんですか?遠慮しなくていいんですよ?」

秋月「いえ!奢って頂くのにそんな…」

赤城「大鯨さん!潜水艦おにぎりじゃなくて伊号定食を!」

大鯨「はぁい、わかりました!じゃあ少しお待ちくださいね」

秋月「えっ、いや!そんないいですよ!」

赤城「ダメですよ?そんなに遠慮ばっかりでは!損をしてしまいますよ?」

加賀「赤城さんの言う通りよ、赤城さんにもう奢らないと言わせるぐらい食べてもいいのよ?」

赤城「私にそこまで言わせたら本物ですね!」

秋月「そういうものなのですか…?」

加賀「ええ、そういうものよ」

大鯨「お待たせしました!」

赤城「来ましたね!」

加賀「そうですね、さすがに気分が高揚します。」

大鯨「いつもの2つと、伊号定食です!」

秋月「えっ、こんな豪華な物をたくさん食べていいんですか…?」

加賀「何を言っているの?食べられる時に食べたい物を食べるのは良いことでしょう?」

赤城「そうですよ、加賀さんの言う通りです!今は昔とは違いますからね、食べたい物を食べられる事に感謝しなきゃダメですね……っと涎が」

加賀「赤城さん、最後ので全部台無しよ」

赤城「あはは…しょうがないじゃないですか!もう我慢できないんです!いただきます!」

加賀「赤城さんは食が関わらなければ基本的に抜け目のない人なのだけれどね…意外でしょ?」

54: ◆and2h/yWHc 2015/02/28(土) 23:17:21.83 ID:idmTjoi40
秋月「確かに、ただ鎮守府で過ごすだけならわからないかも知れないですね……それと…あの…言いにくいんですが…」

加賀「どうしたのかしら?」

秋月「加賀先輩も涎が…」

加賀「あっ、しまった…見苦しいところを見せたわね…」

赤城「加賀さんも人の事ばかり言ってられませんね!」

加賀「そうね…」

赤城「普段の加賀さんならこんなとこ見られませんからね、珍しい所を見ましたね秋月さん♪」

秋月「確かにそうかもしれないですね…」

加賀「他言無用でお願いできるかしら?」

秋月「わかりました、じゃあ私と先輩達との秘密ですね!」

赤城「秋月さんも大分慣れてきたみたいですね!」

秋月「はい、おかげさまで!」

加賀「よかったわ、今のあなたの方が私達も話しやすいもの」

秋月「そうですか?」

加賀「ええ、そうね、前の様に肩肘を張られていてはこちらも肩肘を張ってしまうから」

秋月「確かに…そうかもしれないですね…」

赤城「だから秋月さん、他の子達にも同じ様に接してあげてくださいね?」

秋月「はい!」

赤城「そう言えば、加賀さん時間の方はいいんですか?」

加賀「そうね、まだ少しあるけれど遅れたくはないからお先させてもらうわ」

秋月「え?もう食べたんですか?」

加賀「ええ、赤城さんももう食べ終わってるわよ?」

赤城「ゆっくりでいいんですよ秋月さん?」

秋月「お二人とも速いんですね…」

加賀「ではお先に、赤城さん、秋月さん、また食べに来ましょうね?」

赤城「近いうちにまた!その時には秋月さんも誘いますね?」

秋月「ありがとうございます!楽しみにしてます!」

加賀「では、大鯨さん、今日も美味しかったわ、ごちそうさま」

大鯨「よかったです!またいらしてくださいね!」

加賀「ええ、秋月さんと赤城さんと、また」

大鯨「お待ちしております!ありがとうございました!」

加賀(まだ少し余裕があるから急ぐ必要はないわね…ゆっくり行きましょうか)

59: ◆and2h/yWHc 2015/03/02(月) 01:07:25.91 ID:V6b4O2qx0
〜執務室〜

提督「午後だ、頑張るずい!」

加賀「変なこと言ってないでやりますよ」

提督「あ、そう言えば金剛が来るとか言ってた…」

加賀「金剛とお茶していて執務が終わらなくても手伝いませんからね」

提督「まぁ、それは俺の責任だからいいんだけどね…そんなことにならないように頑張りましょうか」

加賀「ええ、それが一番ですね」

提督「あれってどこに置いたっけ?」

加賀「演習の書類ならそこの棚です」

提督「ん、ありがとう」

加賀「提督、あれは」

提督「あの書類は向こうの棚だよ」

加賀「ありがとうございます」

〜ドアの前〜

金剛(テイトクが気になって早く来てしまったけどあれで伝わってるってすごいネ…)

金剛(なんだかんだ言って加賀はこの鎮守府でもかなりの古株だからネ…その上秘書艦も一番やってるからネー…)

金剛(前に私がやっても全然わかってくれなかったデース…)

金剛(私五番目に来た艦娘なのにネー…」

加賀「誰かいるのかしら?」ガチャ

金剛「あっ」

加賀「金剛、何をしているのかしら?」

金剛「暇だったから来たら早すぎたみたいだったのでドアの前でまってたんデース!」

加賀「そう…いつまでもそこにいるのもなんだから入ってきていいわ」

金剛「いいんですカ?」

加賀「ええ、来てしまったなら仕方ないもの」

金剛「サンキューね加賀!じゃあ今から紅茶を淹れてきマース!」

提督「およ、金剛もう来たのか」

金剛「暇すぎて早く来すぎたんデス!」

提督「なるほど、納得だな」

金剛「テイトク、少し後で席を外してくれますカ?」ヒソヒソ

提督「え?いいけど、なんで?」ヒソヒソ

金剛「加賀に午前中の提督の様子について聞きたいんデス」ヒソヒソ

提督「了解、後でどんな感じだったか教えてね」ヒソヒソ

金剛「もちろんネー」ヒソヒソ

加賀「提督、金剛が淹れ終わるまでに少しでも片付けておきましょう」

提督「ん、そうだね、後で困りたくないしね」

加賀「その通りです」

提督「明後日の演習の旗艦、頼める?」

加賀「ええ、大丈夫です、お任せください」

提督「ありがとう、じゃあ明後日の演習は加賀さん、山城、金剛、北上、赤城、夕張でお願いするよ」

60: ◆and2h/yWHc 2015/03/02(月) 01:09:04.61 ID:V6b4O2qx0
加賀「わかりました。そろそろ遠征の子達が帰ってきますがそのまま同じ様にでよろしいですか?」

提督「いや、ここ最近ボーキサイトが減ってきてるからボーキサイトを取ってきてもらおうかな」

加賀「わかりました、ではそのように」

提督「うん、ありがとう」

金剛「ヘーイ!テイトク!加賀!紅茶が入ったネー!」

提督「お、ありがとう金剛、一旦お茶にしようか」

加賀「そうですね、そうしましょう」

金剛「どうですカどうですカ?」

提督「うん、いつもどおり美味しいよ、いつもありがとう」

加賀「とても美味しいわ」

金剛「それはよかったネー!

提督「遠征の子達が帰ってくる時間だな、迎えに出てくるよ」

加賀「いえ、私が行きます」

提督「いや、いいよ、ただでさえ最近迎えにも出られてないからね、出られる時に出ないと」

加賀「そうですか」

提督「うん、もしかしたら少し長くなるかも」

加賀「わかりました。」

提督「んじゃあ行ってくる」ガチャ

64: ◆and2h/yWHc 2015/03/03(火) 00:45:04.96 ID:28BRPvYW0
金剛「テイトクも席を外したところデ…今日の提督アピール少なくなかったですカ?」

加賀「言われてみれば確かにそうかもしれないわね…金剛の入れ知恵?」

金剛「違いマスヨ…会話を聞いてて思ったことデース!」

加賀「そう…まぁどちらでもいいわ」

金剛「で、ぶっちゃけどうなんですカ?」

加賀「今の提督が?それとも昨日までの提督が?」

金剛「それはもちろん今の提督デス!」

加賀「そうね、信頼は出来るわ」

金剛「そうじゃなくテ!男としてデスよ男としテ!」

加賀「前よりはマシとだけ言っておくわ」

金剛「またまた〜、そんなこと言っちゃっテ…昔憧れていた頃の提督と重なって見えた、違いますカ?」

加賀「さぁ、なんのことかしら」

金剛「隠しても無駄ネー!私にはわかるヨ、加賀の気持ちも、憧れていた人が変わるのを見るのは辛いものネ、特に自分の前でだけ、なんてなると余計ネ」

加賀「それも推測にすぎないわ。確かに憧れていた時期はあったかもしれないけれど、もう昔の事よ」

金剛「あの事があってから、ですカ。しかしあれは提督にはなんの責任もありませんヨ」

加賀「わかっています。わかっていても、別なのよ」

金剛「許すつもりは、ないんですカ?」

加賀「そうね。私が許せる時は、また私が提督に、いえ、彼に憧れている時かもしれないわね」

金剛「そうですカ、難しいものですネ、加賀も、提督も」

加賀「そうね。でも、これが提督が選んだ道でしょう」

金剛「難儀なものですネー…」

加賀「私は、『提督』を信頼しています。しかし、『彼』は別です。」

金剛「提督も、難しい人ネ」

加賀「ええ、そうね」

金剛「加賀、あなたもネ」

加賀「ええ、そうかもしれないわね」


73: ◆and2h/yWHc 2015/03/10(火) 22:51:23.26 ID:jXk+P6ih0
提督「ただいま〜」

金剛「提督、早かったネ?」

提督「いやー、弥生にまだ執務終わってないなら早くやって後で間宮さんのとこに連れてってと言われたもんでなぁ」

加賀「弥生らしいわね」

金剛「じゃあ私はここで失礼するネー」

提督「ん、そうか、紅茶美味かったぞ、ありがとう」

加賀「金剛」

金剛「どうしたんですカ加賀?」

加賀「……今度、お茶をしに行きましょう」

金剛「Oh!お茶ですカ!いいですネ!ではいつにしますカ?」

加賀「それは、近いうちに」

金剛「わかりましタ、都合のいい時に呼んでくださいネ!」

加賀「ええ、わかったわ」

金剛「じゃ、提督も加賀も頑張ってネー!」

提督「うん、また来てね〜」

金剛「もちろんネー!じゃあsee you again!」バタン

加賀「提督、執務を再開しましょう。」

提督「いや、加賀さんは休んでていいよ、顔色も良くないし」

加賀「いえ、大丈夫よ、手伝います。」

提督「ダメだって、休んでてよ。かなり無理してるでしょ」

加賀「いえ、そんなことは」

提督「命令、休んでて。」

加賀「…わかりました」

提督「隣の仮眠室使っていいからね」

加賀「わかりました、では休ませていただきます」

提督「うん、ゆっくり休んで」

加賀「では失礼します」バタン

提督(加賀さんが顔色悪いなんて珍しいな、金剛が昔の話でも振ったかな)

提督「まったく、どうしたもんだかね」

提督「さて、加賀さんが戻って来るまでに残りを終わらせとこうかな」

74: ◆and2h/yWHc 2015/03/10(火) 22:52:25.85 ID:jXk+P6ih0

〜2時間後〜

提督「終わった…一人はやっぱ辛い、精神的にも…」

提督「加賀さん起こして終わりにしようかね」

〜仮眠室〜

提督「加賀さん起きてるー?」ガチャ

提督「まぁ、寝てるよね」

提督「加賀さん、終わりの時間だよー」

加賀「赤城さ……提督でしたか」

提督「うん、書類とかも片付けたし今日は終わろうかとね」

加賀「そうですか。」

提督「うん、だいぶ顔色も良くなったみたいだしよかったよ」

加賀「お気づかいありがとうございます」

提督「いえいえ、じゃあお先に」

加賀「お疲れ様でした」

提督「加賀さんもお疲れ様」バタン

加賀「…少し、昔に戻ったような感じがするわね」

81: ◆and2h/yWHc 2015/03/12(木) 01:43:21.74 ID:DiGsfeAB0
〜居酒屋鳳翔〜

提督「こんばんは〜」ガラガラ

鳳翔「あら、提督今日は早いですね?」

提督「後で弥生達と間宮さんのとこにいく約束してるからね」

鳳翔「あら、そうなんですか?じゃあ何か軽い物をお作りしますね」

提督「うん、お願い」

鳳翔「今日はどうだったんですか?」

提督「言われた通りにしてみたけどどうなんだろうね、わかんないや」

鳳翔「少なくとも前よりは好印象だと思いますよ?」

提督「そうかねぇ…まあ多分そうなんだろうけどね」

鳳翔「こういったことは焦らず急がずゆっくりと、ですよ」

提督「やっぱりそうだよね…」

鳳翔「ええ、そうですよ。焦って急ぐと失敗しますからね?」

提督「肝に銘じておきます…」

鳳翔「はい、お待ちどうさまです」

提督「おお、美味そう…いただきます」

鳳翔「いかがですか?」

提督「うん、美味しいよ、さすが鳳翔さんだ」

鳳翔「よかったです!」

提督「そう言えばそろそろ酒飲み共が来そうな時間かな?」

鳳翔「そうですね、そろそろ隼鷹さんか千歳さんあたりが来そうですね」

提督「ふむ…来る前に帰らないと呑みに連れて行かれそうだな」

鳳翔「そうですね、弥生ちゃん達との約束もありますしそろそろ戻った方がいいんじゃないですか?」

提督「そうだね、じゃあ今日は帰るよ、美味しかったよご馳走様」

鳳翔「はい、ありがとうございました」

提督「んじゃあまた明日ね」


鳳翔「はい、お待ちしてます」

〜甘味処間宮〜

弥生「司令官、遅いです」

提督「や、ごめんごめん、酒飲み共に絡まれてさ」

弥生「そうですか、お疲れ様でした」

提督「うん、ありがとう、じゃあ入ろうか」

提督「こんばんは〜」

間宮「あら、提督さん珍しいですねお店まで来てくれるなんて」

提督「本当に久しぶりですね、中々来れなくてすみません」

間宮「いいんですよ、提督さんも忙しいでしょうしね?」

提督「そう言って頂けると助かります…」

間宮「それよりも向こうに待ってる子達がいるので早く行ってあげてくださいな」

提督「そうですね、ありがとうございます、弥生行こうか」

弥生「楽しみです…」

92: ◆and2h/yWHc 2015/03/18(水) 23:06:31.55 ID:aVHvmE1u0
天龍「お、提督遅かったじゃねぇか」

提督「酒飲み共に捕まったんだよ…」

天龍「そりゃご愁傷様だな…」

提督「みんなもう頼んだのか?」

天龍「いや、卯月待ちなんだよ。卯月?」

卯月「うーちゃんこれにするぴょん!」

弥生「結局いつもの…」

天龍「んじゃあ頼むぞ。間宮さーん、いつのもを全員分ー」

提督「あ、俺コーヒーで」

間宮「はーい、少しお待ちくださいねー」

提督「いつもので通るあたり結構通ってるな?」

卯月「みんな間宮さんのアイスは大好きぴょん!!」

吹雪「そうですねぇ、大規模作戦なんかの時には司令官が全員分用意してくれますからねー」

提督「まぁ、さすがにいつも全員分用意は出来ないからな…」

漣「ご主人様はケチですねぇ」

提督「ケチとかのレベルじゃないから!!」

龍田「天龍ちゃん遅れてごめんね、あら、提督お久しぶりです」

提督「お、久しぶりだな龍田」

龍田「うちの提督さんはなかなか顔出してくれませんからね〜」

提督「そう言うなって…この前の大規模作戦関連の書類が多くて忙しいんだよ…」

龍田「あら〜?そんなお忙しい提督がこんなとこでお茶会してていいんですか〜?」

提督「うぐっ…ま、まぁ、優秀な秘書がいるから…」

天龍「まぁまぁ龍田、その辺りにしといてやれよ」

龍田「そうね〜、天龍ちゃんもそう言ってるし〜」

提督「天龍ありがとう…」

天龍「いいってことよ」

提督「ま、みんな集まったしいつも言えてないお礼を言うよ。みんないつもありがとう、おかげで助かってるよ」

弥生「これが私達の仕事ですから…」

卯月「そうだぴょん!それにいつも天龍と龍田がアイス奢ってくれるから頑張れるんだぴょん!」

提督「ほう、そうか…」

漣「ケチなご主人様と違って太っ腹なんですよ?」

提督「ケチ言うな!」

漣「じゃあ次の大規模作戦の時はいいのを頼みますよ?」

提督「……仕方ない」

漣「キタコレ!!さすがご主人様!」

吹雪「漣ちゃん、欲張りすぎないの!」

漣「またまたー、吹雪さんも顔緩んでますよ〜?ご主人様がいるからですかねぇ〜?」

吹雪「そうかもしれないけどそうじゃない!!」

提督「何その曖昧なの…」

吹雪「と、ところで司令官!加賀さんとはどうなんですか!!」

93: ◆and2h/yWHc 2015/03/18(水) 23:09:27.35 ID:aVHvmE1u0
提督「どう、と言われてもねぇ…」

漣「いつも通りご主人様が罵られて喜んでるんですか?」

提督「喜んでないから!!ないよね…?」

吹雪「疑問系にしないでください…」

提督「まぁ、今度執務室にお茶でもしに来ればいいよ、金剛と」

天龍「お、そりゃいいな」

提督「まぁ、しばらくしたら遠征の頻度も落とすつもりだしその時にでも、な?」

弥生「金剛さんの紅茶は好きです」

提督「お、そうなの?」

卯月「弥生は結構紅茶が好きなんだぴょん!!」

提督「へぇ、それは知らなかったな…」

吹雪「司令官はコーヒーでしたよね、いつも」

提督「そうだな、今でもそうだし」

吹雪「しかも微糖、砂糖の量も決めてましたしね…」

天龍「懐かしいなぁ、俺がコーヒー入れてた時期もあったもんだ」

漣「あの頃のご主人様は右も左もわからない新米でしたからねー」

提督「全くだ…」

94: ◆and2h/yWHc 2015/03/18(水) 23:12:36.02 ID:aVHvmE1u0
弥生「昔の話…ですか?」

提督「ん、弥生が来る少し前の話ぐらいだよ」

吹雪「弥生ちゃんも結構長いですよね」

提督「そうだなぁ…というかここにいるのは割と昔からいる子だろ?」

漣「まぁ、そうですね」

提督「昔、か。つい最近のような気がするけどな」

龍田「そうね〜、もう2年も前の話かしら〜」

提督「2年か、もうそんなに経つのか」

吹雪「そうですね…」

天龍「あの頃は俺もまだまだ青かったな…」

提督「大破なのに進撃させろだのフフ怖だの言ってたなぁ…」

弥生「私、もう一回フフ怖が聞きたいです」

提督「天龍が新しい子来てもフフ怖言わなくなったしなぁ…」

卯月「歓迎の恒例行事みたいな物だったぴょん…」

提督「懐かしいな…」

吹雪「司令官、時間はいいんですか?」

提督「ん、こんな時間か、昔話に花を咲かせすぎたか」

弥生「司令官、帰るんですか?」

提督「うん、明日朝が早くてね、早めに寝ないと」

吹雪「司令官は朝が苦手ですからね…」

提督「その通りです…」

漣「じゃあご主人様、今度お茶しに行きます!」

提督「ん、待ってる」

天龍「んじゃあな、提督」

提督「おう、またな、みんな風邪引くなよー」

〜店の外〜

間宮「提督、久しぶりに話してどうでした?」

提督「ま、やっぱ楽しいもんですね」

間宮「あの子達だけじゃなくてほかの子達の所にも行ってあげてくださいね?」

提督「ええ、そのつもりですよ。あと、今日の代金です」

間宮「ありがとうございます。提督?これ多いですよ?」

提督「もし足りなかった時用ですよ、足りたら次のあいつらが来た時にでもそこから払ってください」

間宮「はい、わかりました!」

提督「んじゃあ、また来ます」

間宮「はい、お待ちしています!」

〜暫く後〜

天龍「間宮さん、お会計〜」

間宮「提督から頂いてますよ」

天龍「そうなのか?」

間宮「ええ、次に天龍さん達が来た時に払う分も一緒に」

天龍「提督、かっこいいことしてくれるじゃねぇか」

109: ◆and2h/yWHc 2015/03/26(木) 01:57:37.33 ID:v4L5K13P0
提督私室〜

提督「朝か…」

提督「最近はあの夢は見ていなかったのにな、昨日昔の話をしたからか…」

提督「早いけど執務室に行くとしよう」

〜執務室〜

加賀「提督、今日は早いですね」

提督「加賀か、そっちこそ早いな」

加賀(加賀、ですか)

提督「どうした?」

加賀「いえ、なんでもありません。早く目が覚めただけです」

提督「そうか、じゃあ早く始めて早く終わろうか」

加賀「ええ、そうしましょう」

加賀(呼び方が昔に戻っているし喋り方も昔みたいね、大方昔の夢でも見たんでしょうね)

提督(加賀がいつもと少し違うようだな、何と言うか、昔の様な。昔の夢でも見たのか…)

提督「悪い、少し出てくる」

加賀「いつ頃お戻りになりますか?」

提督「昼前には戻ると思う、戻って来なかったら適当な所で切り上げて昼休憩でもしてくれ」

加賀「わかりました」

提督「頼んだ」ガチャ

〜港(提督side)〜

提督「どうにも、ここに来なきゃいかん気がしたなぁ…」

提督「話し方とか、昔に戻ってたかもな…」

提督「2年か…長いようで短かった、でもはっきりと覚えてる。あの時のことは、嫌な程鮮明に」

提督「あの頃は何もわからなかったし知らなかった、本当に新米だった。」

提督「忘れられない、いや忘れてはいけないのか」

提督「あの時のことは、絶対に」

吹雪「またそれですか司令官」

提督「吹雪、いつからそこに?」

吹雪「私はもう、ここにはいませんよ」

提督「どういうことだ…?」

吹雪「司令官は、2年前から、ずっとここにいるままです」

提督「…そんなことはないよ」

吹雪「いいえ、そうです。ここに縛られたまま。新しく来た子ならわからないですけどね、私なら、2年前を経験してる私達なら、わかります」

提督「…ここに、縛られているとして、何か悪いのか」

吹雪「悪いですよ」

110: ◆and2h/yWHc 2015/03/26(木) 01:58:46.31 ID:v4L5K13P0
提督「なんでだよ…」

吹雪「司令官は、今の司令官は私の司令官じゃありません。いえ、私にとってだけでなく、2年前を経験した私達にとっても、加賀さんにとっても」

提督「……なら、どうしろと言うんだよ」

吹雪「自分を、司令官自身を許してあげてください」

提督「……無理だ。あれは俺の過失だった、事故なんかでもない。想定外の事態なんかでもなかった。」

吹雪「違います。司令官の責任じゃありません」

提督「違う、俺の責任だ。もっと注意深く考えていれば、もっと違う結果を…」

吹雪「いい加減にしてください!いいですか司令官!あの子は!電は!そんなこと望んでいません!いつまでも逃げないでください!」

提督「逃げてなんかないさ、逃げてなんか…」

吹雪「司令官は逃げてますよ!電がいない現実から目を逸らして!2年前に縛られて!挙句喋り方なんかも変わって!」

提督「喋り方関係あるか…?」

吹雪「ありますよ…わかってますよ。そうやって艦娘と自分の距離を離そうとしている事も」

提督「……けど加賀とは」

吹雪「そもそも昔の司令官のままなら加賀さんとはこんな関係になんてなってません。これも距離を離そうとしていますよ」

提督「けど、色々相談なんかもしてるぞ」

吹雪「そうですね。でも司令官はまた前の様に戻りますよ。きっと」

提督「……そんなことは」

吹雪「ないと言いきれますか?言い切れませんよね」

提督「だがそれは吹雪も同じじゃないのか?」

吹雪「そうですね。でも、わかります」

提督「なんでだよ」

吹雪「司令官の初期艦だからですよ。伊達に鎮守府最古参じゃありませんから」

提督「初期艦だから、ね…」

吹雪「ええ、そうですよ」

提督「……なぁ、吹雪、俺はどうしたらいいんだ」

吹雪「そんなことをわからない司令官じゃないでしょう?」

提督「ああ、そうだな、けど俺はお前の、吹雪の口から聞きたい」

吹雪「司令官、それは私の口から言うべきことではないです。もし、誰かに言って欲しいのなら、それは電の口から言ってもらうべきです。もう一度」

提督「もう一度…か」

吹雪「行きましょうか、電のところに」

提督「……ああ」

111: ◆and2h/yWHc 2015/03/26(木) 01:59:50.56 ID:v4L5K13P0
〜山奥の家〜

吹雪「電ちゃーん、来たよー!」ピンポーン

電『ちょっと待ってて欲しいのです。すぐ開けるのです!』

吹雪「はーい」

電「吹雪ちゃんお久しぶりなの…です…?」ガチャ

提督「…久しぶりだな、電」

電「司令官さん…」

吹雪「電ちゃん、頼みがあるの」

電「頼みってなんですか?」

吹雪「司令官に…2年前のあの時、言ったことをもう一度、言って欲しいの」

電「あの時言ったこと、ですか」

吹雪「うん。ごめんね、思い出させるようなことを…」

電「いいのです吹雪ちゃん。司令官さんに今、必要な事なんですよね?」

提督「……ああ、頼む電」

電「わかったのです。では、『司令官さんは何も悪くないのです。何一つ、だから、自分を責めないでください。自分を許してあげてください。私のお姉ちゃん達やみんなをお願いするのです。私は信じています司令官』」

提督「電…ありがとう、そして、すまなかった…」


電「それは、私がこうなってしまったことにですか?それとも、今までの自分の不甲斐なさですか?」

提督「…両方だ、そして何よりもお前が信じてくれた俺でいられなかったことに、だ」

電「司令官さん、許してあげられますか?自分自身を」

提督「……どうだろうな。けど、もう逃げないよ」

電「そうですか、それならそれでもいいのです。司令官さんに自分自身を許せ、なんて言っても無理だと思ってはいたのです。」

提督「じゃあ、なんで…」

電「言わなければ司令官さんは逃げ続けると思ったからなのです。」

提督「そう…だな…」

電「時には逃げていいんです。でも逃げ続ける事はダメなのです。いつまでも止まっていてはダメなのです。前に、前へと進んでください」

提督「ああ、わかったよ。ありがとう電」

電「どういたしまして、なのです。あと、たまにでいいですからここにも来てくださいね?寂しかったんですよ?」

提督「ああ、来るよ、必ず」

電「約束なのです、電との」

提督「ああ、約束だ」

吹雪「司令官」

提督「ああ、もう大丈夫だ」

吹雪「電ちゃん、ありがとうね」

電「いえいえ、なのです」

提督「鎮守府に戻ろうか」

吹雪「ええ。電ちゃん、また来るね!」

電「はい、楽しみにしているのです!」

吹雪「じゃあ、またね!」バタン

吹雪「司令官、答えは出ましたか?」

提督「ああ、出たよ。お陰でな。ありがとう吹雪」

吹雪「まだ早いですよ司令官、最後まできちんと終わらせましょう」

提督「…ああ、これからを進むためにも、きちんと、な」

吹雪「加賀さんのためにも、司令官のためにも、電ちゃんのためにも」

112: ◆and2h/yWHc 2015/03/26(木) 02:01:34.88 ID:v4L5K13P0
〜執務室(加賀side)〜

天龍『おーい、いるか?』

加賀「天龍、どうしたの?」

天龍『少し話がしたくてな』

加賀「今提督はいないわ」

天龍『知ってるよ。俺は加賀と話がしたいんだよ』

加賀「私に話が?いいけれど」

天龍『とりあえず中に入ってもいいか?』

加賀「ええ、どうぞ」

天龍「お邪魔しまーすっと」ガチャ

加賀「それで、話とは何かしら?」

天龍「まぁ、そう急ぐなよ。何か飲むか?」

加賀「いえ、いいわ」

天龍「そうか、まぁコーヒー入れるから少し待っててくれよ」

加賀「まぁいいけれど」

天龍「なぁ、今日が何の日か、わかるか?」

加賀「今日が何の日か、ね。」

天龍「ああ、思い当たることはあるだろ?」

加賀「……ええ」

天龍「あの時から2年だ、丁度な」

加賀「もう、そんなに経ったのね」

天龍「ああ、時の流れってのは早いもんだ。あの時から加賀、あんたは変わったな」

加賀「……変わらなかった人の方が少ないんじゃないのかしら?」

天龍「まぁ、そうかもしれねぇな。けど、俺が思うに特にあんたと提督は変わったよ」

加賀「…そうかしら」

天龍「ああ、そうだよ。まぁ2年前を経験してない奴はわからないだろうがな」

加賀「でも、何が変わったと言うのかしら」

天龍「何が、か。提督への感情か、提督へ向ける気持ちか、そんな所だろうな。もちろんそれだけじゃないがな」

加賀「…今の提督は提督じゃありませんから」

天龍「まぁ、それは俺も認めるけどな。けどそれ無しにしてもあんたは提督を許せてねぇだろ?」

加賀「…どうでしょうね」

天龍「まぁ、許せない気持ちがわからないわけではないけどな、特に加賀、あんたにとって電はとても大事な存在だったしな」

加賀「ええ、そうね。電は、私にとってとても大事な存在だったわ」

天龍「あれが提督のせいじゃないとわかってても許せない、そうだろ?」

加賀「……そうね」

天龍「その上提督は逃げ続けて昔の提督なんて見る影もない、なんてことなら余計にな」

加賀「…提督は、強い人でした。失敗しても失敗しても立ち上がって、私達を信じて、時に自分に力がない事を悔やみながらも誰も失わないように努力してくれました」

天龍「ああ、その通りだ、誰よりかっこいいと思ってるよ。今でもな」

113: ◆and2h/yWHc 2015/03/26(木) 02:03:05.15 ID:v4L5K13P0
加賀「私も…そんな提督に憧れていました。しかし、今の提督は、ただ逃げているだけ」

天龍「ああ、全くその通りだ」

加賀「今の提督を許せと言われても、私には無理です。ただ逃げているだけの弱い提督を許すことはできません」

天龍「加賀、あんたの気持ちはよくわかったよ。今、提督のとこに吹雪が行ってるんだ」

加賀「吹雪が?」

天龍「ああ、吹雪がな。あいつは初期艦だ、鎮守府の最古参だ、誰よりも提督の事をわかってるだろうさ。」

加賀「…そうですね、その通りです」

天龍「そろそろ、提督も決着付けるだろうよ」

加賀「そうですかね」

天龍「ああ、絶対にな」

加賀「…なぜ絶対だと言い切れるんですか」

天龍「腐っても俺達の提督だからだろ。確かに提督は変わった。けど根っこは変わってないはずだろ?もしも根っこから変わっちまったんならもう俺は提督には着いていかねぇよ」

加賀「提督だから…ですか」

天龍「ああ、提督だからだ」

加賀「そうですか」

天龍「なぁ、加賀、あんたも提督を許してやろうぜ。あいつは戻って来る、必ず。だから、な?」

加賀「……私には、許せるかどうか、わかりません」

天龍「今すぐじゃなくてもいいさ、けどいつかは許してやれるように、な」

加賀「いつかは…ですか」

天龍「ああ」

加賀「…わかりました。善処します」

天龍「それでいいさ、さて、提督のお帰りだ。俺は失礼させてもらうぜ」ガチャ

加賀「…天龍、ありがとう」

天龍「なに、いいってことよ。じゃあな」バタン

114: ◆and2h/yWHc 2015/03/26(木) 02:03:55.82 ID:v4L5K13P0
〜執務室前〜

天龍「スッキリしたような顔だな、提督さんよ」

提督「ああ、おかげさまでな」

天龍「そりゃあ良かった」

提督「…天龍、ありがとう」

天龍「それはきちんと全部終わらせてから聞かせろよ」

提督「…了解した」

天龍「頑張れよ」

提督「ああ、もちろん」ガチャ

〜執務室〜

提督「加賀」

加賀「なんですか?」

提督「2年も世話かけたな」

加賀「全くです」

提督「すまなかった」

加賀「……許しませんよ」

提督「それでいい」

加賀「何か、分かりましたか?」

提督「ああ、色々とな」

加賀「そうですか、ならいいです」

提督「なぁ加賀」

加賀「なんですか?」

提督「俺と結婚してくれ」

加賀「お断りします」

提督「それでいい」

加賀「何を笑っているんですか気持ち悪い」

提督「スッキリしたよ、色々とな」

加賀「……提督」

提督「なんだ?」

加賀「しばらく、待ってください。私が、貴方を許せるようになるまで」

提督「ああ、いつまででも待つさ、いつまででもな」

加賀「……ありがとう、ございます」

118: ◆and2h/yWHc 2015/03/27(金) 00:46:34.93 ID:eLbBPnZL0
吹雪「天龍さん、少しいいですか?」

天龍「おう、どうした吹雪?」

吹雪「明日が何の日か、わかりますよね?」

天龍「ああ、もちろん」

吹雪「明日、司令官は必ず港に行きます。その間に加賀さんと話をしてくれませんか?」

天龍「おいおい、少し待てよ、ちゃんと1から話してくれよ」

吹雪「あ、そうですね。では、まず明日、司令官を昔の司令官に戻そうと思います」

天龍「ほう、どうやってだ?」

吹雪「話をします。港で。そしてきっと電の所に行く事になると思います。そして電と話をして、司令官ならきっと、きっと戻ってくれます」

天龍「……確かに、あいつなら戻るはず、だな」

吹雪「ええ、ですから私と電が司令官と話している間に加賀さんと話をしていて欲しいんです」

天龍「話すっつっても何を話せばいいんだ?」

吹雪「話す内容については天龍さんに任せます」

天龍「おいおい任せるって言われたってよ…」

吹雪「天龍さん、加賀さんに思うところが無いわけではないでしょう?」

天龍「…まぁ、な」

吹雪「それを話してくれればいいんです。天龍さんだから頼めることなんです。お願いできますか?」

天龍「…そこまで言われちゃあやらない訳にはいかねぇな!天龍様に任せとけ!」

吹雪「ありがとうございます天龍さん!」

天龍「なに、いいってことよ!その代わり、提督のこと、頼むぜ?」

吹雪「はい!任せてください!」

〜翌日、執務室前廊下〜

吹雪「天龍さん、ありがとうございました」

天龍「おう、提督の方も上手くいったみたいでよかったよ」

吹雪「加賀さんの方も、上手くいったみたいですね?」

天龍「ああ、まぁ出来ることはやったよ」

吹雪「やっぱり、あの二人がお似合いですね…」

天龍「ああ、そうだな…」

ーケッコンシテクレ
ーオコトワリシマス

吹雪「あらら、振られちゃいましたよ司令官」クスッ

天龍「ま、あいつららしいと言えばあいつららしいな」クスッ

吹雪「もう、大丈夫ですかね」

天龍「ああ、あいつらなら大丈夫だろうさ、きっとな」

吹雪「じゃあ、見つかる前に退散しましょうか」

天龍「ああ、退散するとしよう」

125: ◆and2h/yWHc 2015/03/27(金) 13:58:19.31 ID:eLbBPnZL0
キャラ紹介

提督
鎮守府提督。加賀単婚提督。鎮守府全体から信頼され慕われている。加賀love。プロポーズまてしているが一度断られている。

加賀
秘書艦。建造されてからほぼ秘書艦を務めている。唯一のケッコンカッコカリをしている艦娘である。プロポーズされてガチ結婚も少しずつ考え始めている。

吹雪
初期艦。ある意味提督の事は加賀よりもわかっている理解者。アニメ主人公になってとても嬉しかった様子。二期も主人公になれるかが最近の悩み。


2番目に来た艦娘。2年前の事故の被害者であり怪我で退役し今は山奥の家で暮らしている。下半身不随のため車椅子を使っている。最近ゲームを始めてハマっている模様。

天龍
フフ怖。3番目に来た艦娘。駆逐艦から戦艦まで艦種を問わず人気。今でもたまにフフ怖と呼ばれる。でもなんだかんだ頼れる。最近はアニメ二期では出れるように策を練っている。

山城
初めて来た戦艦であり4番目に来た艦娘。出撃も無くて暇している。大抵北上とだらだらしている。アニメ吹雪が赤城にべったりで少し妬いていた。

金剛
5番目に来た艦娘。言わずと知れた提督love。自分では無理だと思っているので加賀を応援している。最近は紅茶よりもコーヒーに凝っているらしい。

赤城
6番目に来た艦娘。趣味は食べ歩き。自分で料理を作ることを覚えた。良く鳳翔と間宮に料理を教えてもらっている。最近秋月と仲がいい。

鳳翔
夜は居酒屋鳳翔を開いている。酒飲み共の溜まり場。出される料理は絶品である。昼間は空母達の鍛錬の監督をしていたりする。小さい菜園を作って野菜を育てたりその野菜を使った料理教室を開いたりなんかもしている。

間宮
甘味処間宮を開いている。駆逐艦達の憩いの場。たまに戦艦達も甘い物を求めてやってくる。最近伊良湖が入ってきて新人の教育に力を入れている。たまに変な創作甘味を作る。

130: ◆and2h/yWHc 2015/03/30(月) 00:21:11.59 ID:UEZ1/9OU0
提督「加賀、今度電の所に行こう」

加賀「唐突ですね」

提督「まぁな。んで、どうする?」

加賀「……行きます」

提督「よし、決まりだな。明日でいいか?」

加賀「明日ですか、それはまた急な話ですね。執務はどうするおつもりですか?」

提督「吹雪に頼む」

加賀「……はぁ」

提督「明日、予定あったか?」

加賀「…いえ。今のうちに吹雪に頼みに行きましょうか」

提督「あぁ、そうしよう」

〜廊下〜

提督「吹雪!」

吹雪「どうしたんですか?司令官に加賀さん?」

提督「明日の代わりに執務やってくれないか?」

吹雪「えっ?」

加賀「提督、説明が足りません」

提督「明日、加賀と電のところに行くから執務やっといて欲しいんだ」

吹雪「電ちゃんの所に、ですか?」

提督「そうそう、電の所に」

吹雪「はぁ…わかりましたよ…」

提督「すまんな、吹雪」

吹雪「いいんですよ、司令官」

131: ◆and2h/yWHc 2015/03/30(月) 00:22:11.23 ID:UEZ1/9OU0
天龍「大変な仕事押し付けられちまったなぁ吹雪!」

提督「あ、あと吹雪、秘書に1人誰か好きに付けていいからな?天龍とか」

吹雪「あ、そうですか、じゃあ天龍さんにお願いしようかなぁ?」

天龍「はぁ!?ふざけんなよ!なんで俺が!?」

吹雪「そうですかぁ…手伝ってくれないですか…」

天龍「そ、そんな目をしてもダメだからな!」

吹雪「そうですか…でも執務をこなせる人なんて天龍さんぐらいしかいないんですよねぇ…」

天龍「……確かに」

吹雪「1人でやらなきゃダメなのかなぁ…大変だなぁ…」

天龍「…わかったよ!手伝ってやるよ!」

吹雪「天龍さんぐらいしかありがとうございます!」

提督「いやー、悪いな天龍」

天龍「お前帰ってきたらなんか奢れよ?」

提督「それぐらいならお安い御用だ」

加賀「2人ともありがとうございます」

吹雪「いいんですよ!電ちゃんによろしく伝えておいてくださいね」

提督「了解した、んじゃあ明日は頼むな、何かあったら連絡してくれ」

吹雪「はーい!」

〜甘味処間宮〜

提督「こんばんは〜」ガラガラ

間宮「あら、提督どうしたんですか?」

提督「少し頼みがあってな」

間宮「なんですか?」

提督「間宮饅頭、今作れるか?」

間宮「ええ、少しなら」

提督「そうか、なら作ってもらえるか?」

間宮「ええ、いいですが急にどうして?」

提督「明日電のとこに持って行く土産にと思ってな」

間宮「電ちゃんの所にですか…なら、気合い入れて作らないとダメですね!」

提督「急ですまんな、助かるよ」

間宮「いいんですよ!電ちゃん好きでしたもんね、間宮饅頭」

提督「ああ、そうだなぁ…」

間宮「明日、何時頃に出発するんですか?」

提督「9時頃には出るつもりだよ」

間宮「ではその前にお届けしますね!」

提督「何から何まですまんな、恩に着るよ」

間宮「いえいえ、電ちゃんの為ですから!」

提督「んじゃあ、頼んだ」ガラガラ

間宮「……よし、頑張らないと」

137: ◆and2h/yWHc 2015/04/13(月) 22:04:46.64 ID:HKaznWTa0
〜翌日〜

間宮「提督ー!」

提督「ん、どしたの?」

間宮「昨日頼まれてた間宮饅頭、持ってきましたよ!」

提督「ああ、すまんな。呼んでくれれば取りに行ったのに…」

間宮「いいんですよ!」

提督「ありがとうな、電も喜ぶよ」

間宮「だと嬉しいですね!」

提督「よし、じゃあ行ってくる」

間宮「電ちゃんによろしく言っておいてくださいね!」

提督「了解了解」

〜鎮守府前〜

提督「すまん加賀、待たせたか?」

加賀「ええ、5分も待ちました」

提督「大して待ってねぇな!」

加賀「そんなことよりもどうやって行くんですか?」

提督「車を用意してるからそれでだな」

加賀「提督免許持ってたんですね」

提督「ああ、まぁな」

加賀「意外ですね」

提督「うちの実家は田舎だし車がないと大変なんだよ色々とな…っと、これだ」

加賀「……二人乗り」

提督「どうした加賀?」

加賀「いえ、なんでもありません」

提督「そうか?んじゃあまぁ、出発しますかね」

〜車内〜

加賀「どれぐらいで着くんですか?」

提督「そこまでかからないと思うぞ、まぁ1時間ってとこか」

加賀「そうですか」

138: ◆and2h/yWHc 2015/04/13(月) 22:05:48.61 ID:HKaznWTa0
提督「なんなら寝ててもいいぞ」

加賀「いえ、寝てしまったら何をされるかわかりませんので遠慮しておきます」

提督「酷い物言いだな…」

加賀「…煙草、吸っていましたね。昔は」

提督「ああ、そうだなぁ…」

加賀「よく電に怒られていましたね」

提督「そうだったな…『煙草は体に良くないのです!』ってな」

加賀「似てないですね」

提督「そりゃあ似てないだろうよ!」

加賀「懐かしいですね。私が着任して、最初に話しかけてくれたのも電でした」

提督「あぁ、そうだったな」

加賀「あの子がいなければ私は鎮守府に馴染めはしませんでしたね」

提督「意外とそうでもないかもよ?」

加賀「だとしても、かなりの時間がかかったはずです」

提督「ま、それはそうかもしれんな」

加賀「あの子は、こんな無愛想な私にも一生懸命話しかけてくれました」

提督「電は加賀の事を『無愛想に見えるけど感情豊かな人』だって言ってたなぁ…」

加賀「提督の事は『背伸びした子供』と言っていましたよ」

提督「まぁ、間違ってないかもなぁ…」

加賀「妥当ですね」

提督「ところで加賀よ」

加賀「なんですか?」

提督「最近赤城と秋月が仲がいいみたいだな」

加賀「ええ、前に一緒に食事をした時に仲良くなったみたいですね」

提督「良いことだ、本当によかった」

加賀「無駄な心配でしたね」

提督「そうだな、いらんお世話だったな」

加賀「全く、提督は心配症過ぎです」

提督「まぁ、そうだな」

加賀「どんなかすり傷でもすぐに入渠させますしね」

提督「そのかすり傷が轟沈に繋がる事があるかもしれんからな」

加賀「その可能性は否定出来ませんね」

提督「だろ?だからこそ、誰かを失う可能性は徹底的に排除しておくべきなんだ、全て」

加賀「そのためならなんでもやりかねませんね、提督は」

提督「なんでもはやらんさ、流石にな。けどまぁ、やれる事は全てやるな」

加賀「そんな提督だから、皆信頼して指揮を任せられるんですよ」

提督「ありがたい事だな、本当に…」

提督「っと、着いたな」

加賀「早かったですね。1時間もかかってないですよ?」

提督「道が空いてたからなぁ…っと、行くか」

加賀「はい」

139: ◆and2h/yWHc 2015/04/13(月) 22:06:16.49 ID:HKaznWTa0
〜電の家〜

ピンポーン

電『どなたですか?』

提督「俺だよ、遊びに来たよ」

電『俺、ですか。オレオレ詐欺は勘弁なのです』

提督「提督ですよ!提督!」

電『わかっていたのですよ!今から開けますね』

加賀「完全に遊ばれましたね」

提督「あぁ、遊ばれてたな…」

電「司令官さんいらっしゃーい、なのです!」

提督「よう、電」

加賀「電、久しぶりね」

電「加賀さんも来てくれたんですね!上がって下さい!」

提督「お邪魔しますっと。電、台所借りるぞー」

電「わかったのです!」

加賀「……広いわね」

電「そうなんです。でも一人じゃ広すぎて…」

加賀「妖精も何人かいるんじゃないのかしら?」

電「今は皆少し出かけているのです!」

加賀「そう、出かけているのね」

電「加賀さん、どうぞ座ってくださいなのです!」

加賀「えぇ、それにしても広いわね…」

電「それはさっきも言ったのです!」

提督「お待たせ〜」

電「司令官さん何をしていたのですか?」

提督「お茶を淹れて来たんだよ」

電「台所の場所もそうですけどよくわかりましたね…」

提督「まぁ、台所は見えてたし綺麗に整頓してあったしな。ほら、お土産の間宮饅頭」

電「間宮饅頭!!ありがとうございます司令官さん!」

提督「間宮さんが食べたい時は提督に持たせるので遠慮なく言ってくださいね、だそうだ」

電「なら毎日でも頼みましょうか?」

提督「さすがにそれはやめてくれ…」

143: ◆and2h/yWHc 2015/04/20(月) 17:01:44.71 ID:W+T4uS9/0
電「ふふ、冗談ですよ」

提督「電はたまに本気で言ってるのか冗談なのかわからん…」

電「半分冗談半分本音ですから!」

提督「半分本音か、ならまた饅頭持ってこなきゃな」

電「是非お願いするのです!」

提督「しかし、広いよなここは」

電「確かに私と妖精の皆で生活していても広く感じます…」

提督「余裕が出来たらここに鎮守府慰安旅行しに来るか」

加賀「そうですね、ここなら静かですしいいと思います」

提督「よし、検討しておくか」

電「楽しみにしているのです!」

電「ところで司令官、戦況の方はどうなのですか?」

提督「それは話せないな」

電「何故ですか?」

提督「君はもう退役しているからな、部外者に戦況は教えられんさ」

電「そうですか…素直じゃないですね、司令官」

提督「さぁ、何のことやらな。だが、今まで誰も沈んでいないし、これからも沈ませるつもりはないとだけ言っておくよ」

電「そうですか、それならいいのです!」

加賀「提督、少し」

提督「ん、わかった。少し出てるよ」

電「…司令官さん今ので良くわかりましたね」

提督「まぁ、秘書艦だしな。そう言う電もわかっただろ?」

電「わかりましたよ。私と加賀さんの仲ですから!」

提督「そうだな、電と加賀の仲だからな」

加賀「少し恥ずかしいからやめてください…」

提督「加賀、話が終わったら連絡してくれ」

加賀「はい、わかりました」

電「あ、司令官さん、外に出るならついでにシュークリーム買ってきて欲しいのです」

提督「了解了解、シュークリームな。加賀はどうする?」

加賀「私はロールケーキでいいです」

提督「わかった、帰りに買ってくる」バタン

加賀「電、まず謝るわ。今まで来れなくてごめんなさい…」

電「いいのですよ、加賀さんが今ここにいてこうやって謝ってくれるから、許すのです」

加賀「ありがとう、電。私の事も、提督の事も…」

電「司令官さんの事は司令官自身が出した答えなのです。私は過去の鎖を解くための鍵を渡しただけなのです」

加賀「…私も、鎖を解けるかしら」

電「加賀さん1人だけでなら無理かもしれません。でも司令官と、天龍さんと、吹雪さんと、赤城さんと、鎮守府のみんなと、そして私。いつも自分だけで解決しようとするのは加賀さんの悪い癖です。だから皆を頼ってください」

144: ◆and2h/yWHc 2015/04/20(月) 17:03:12.93 ID:W+T4uS9/0
加賀「…そうね、そうするわ」

電「まだ、司令官さんの事を許してあげられませんか?」

加賀「そうね、提督が悪くないのはわかっているわ、でも」

電「加賀さん、自分に正直になった方がいいのです」

加賀「これでも、自分に正直だと思っているのだけれど…」

電「そんなことないのです。私にはわかりますよ、加賀さん。司令官さんの事、もう許せてあげてるんじゃないですか?」

加賀「……そうだとして、じゃあさっき何故提督を許せているか聞いたの?」

電「自分の口から言えるかどうか、聞いてみたかったのです」

加賀「自分の口から言えるかどうか、ね」

電「そうなのです。自分の口から言えたならきっと加賀さんはもう過去の鎖から解かれていたのです」

145: ◆and2h/yWHc 2015/04/20(月) 17:04:21.30 ID:W+T4uS9/0
加賀「言えなかったから解かれていないと?」

電「はい、まだ、鍵は近くにあるのに取れていない。そんな感じなのです」

加賀「…正しいかもしれないわね、その例えは」

電「だから、私が鍵を近づけてあげるのです。それでも届かないときには、司令官さんに、鎮守府のみんなにも手伝ってもらって」

加賀「それは、頼もしいわね」

電「はい!電の本気を見るのです!」

加賀「本当に、あなたには頼ってばかりね、今も昔も」

電「そんなことないのですよ?」

加賀「そうかしら?」

電「はい、そうなのです。だから私が返す番、なのです!」

加賀「ふふ、それでは頼らせてもらうわ」

電「ではまず、司令官さんのこと、どう思っていますか?」

加賀「そうね、今の提督は好きよ。ある意味昔の提督よりも、ね」

電「そこまでぶっちゃけられるのに最初から言わなかったんですか…」

加賀「あなたにだから、よ」

電「それは嬉しいのですけど…司令官さんには直接言ってないんでしょう?加賀さんのことですから」

加賀「提督どころかあなた以外誰にも言っていないわ。赤城さんにも、ね」

電「そうですか…でもこれで鍵にまた少し近づけましたね!」

加賀「ええ、そうね」

電「あとは加賀さん自身が司令官さんにその事を伝えられればいいんですが…」

加賀「そうね…」

146: ◆and2h/yWHc 2015/04/20(月) 17:04:54.97 ID:W+T4uS9/0
電「でも、きっと加賀さんなら出来るのですよ」

加賀「どうしてかしら?」

電「それは加賀さんだからです!」

加賀「答えになってないような気がするのだけれど…」

電「いえ、なっていますよ、私の中では!」

加賀「そう…あなたの中では、ね」

電「はい!」

加賀「私だから出来る。そう思った理由を聞かせてもらってもいいかしら?」

電「加賀さんの笑った顔が、すごく自然だったのです。だからきっと加賀さんなら出来る。そう思ったのです!」

加賀「そう…、電がそういうならそうかも知れないわね」

電「私が思ってたよりもずっと鍵は近くにあって、加賀さんはずっと強い人だったのです」

加賀「私だけの力ではないわ、天龍や鎮守府のみんな、そして電、そして提督。みんなの力よ」

電「それを言える加賀さんはとても強い人なのです、加賀さん、頑張ってくださいね?」

加賀「ええ、一航戦の誇りにかけて、全力を尽くすわ」

電「それでこそ、加賀さんなのです!」

提督「よう、話は終わったか?」ガチャ

電「司令官さんっ!?話聞いてたんですか!?」

提督「いや、そろそろだと思ったから帰ってきただけだし聞いてねぇよ」

電「本当ですか…?」

提督「ああ、本当だよ本当」

電「ならいいですけど…」

加賀「提督、帰って来てすぐですがそろそろ鎮守府に戻らないといけないのでは?」

提督「もうそんな時間か…電、また来る。次もまた誰か連れてくるよ」

電「そうですか、楽しみに待っているのです!」

加賀「また来るわね」

電「次来る時は指輪つけて来てくださいね」ボソッ

加賀「えぇ…そうね…」

提督「加賀、早く帰ろう。吹雪の小言が長くなるぞ」

加賀「ええ、そうしましょう」

電「いつでも遊びに来てくださいね!」

提督「あぁ、また近いうちに来るよ、またな」

加賀「色々とお土産も持ってくるわ」

電「楽しみに待っています!」

147: ◆and2h/yWHc 2015/04/20(月) 17:05:38.59 ID:W+T4uS9/0
〜車内〜

提督「久々に電と話しただろ?どうだった?」

加賀「昔から変わってないわね、優しくて、強くて」

提督「ああ、俺もそう思うよ。あんな強さが俺にも欲しいもんだ」

加賀「提督、あなたにはあなたの強さがあるわ」

提督「本当に、そうならいいけどな」

加賀「提督、少し景色のいい所にでも行きましょう」

提督「景色のいい所、か?珍しいな」

加賀「だめかしら?」

提督「いや、加賀の望みとあらばどこへでも」

加賀「そう…ではお願いするわ」

提督「あの山、夕日がちょうど見えそうだな。あそこでいいか?」

加賀「えぇ、いいわ」

〜山の上〜

提督「ほら、着いたぞ」

加賀「綺麗ね…」

提督「ああ、そうだな…」

加賀「あら、そこは『加賀の方が綺麗だよ』ではないのかしら?」

提督「そんな歯の浮くようなセリフは言わんよ」

加賀「そうですか。まぁ本当に言われても困りますが」

提督「ならなんで言ったんだよ…」

加賀「さぁ、なんでかしらね?」

提督「まるで手の上で踊らされてる様だな…」

加賀「……こんな会話も、いつぶりかしら」

提督「さぁ、いつぶりだろうな…」

加賀「提督、あの時私は待って欲しいと言いましたね」

提督「あぁ、そうだな」

加賀「今、答えます」

提督「…そうか」

加賀「提督、私は貴方のことが好きです。許せるまで待って欲しいなんて言ったけれどもうとっくの前に許せていたんです。でも、前の逃げていた貴方を認めたくなくて、だから許してないと言っていたの。自分にも、貴方にも、天龍にも、電にも」

加賀「けれど貴方は逃げることをやめた。立ち向かった。だから私は、この気持ちと向き合います。提督、私は貴方が好き、今の貴方が。心の底から、好きです」

提督「そうか…なら、もう一回言おう」

提督「加賀、俺と結婚してくれ」

加賀「はい…よろしくお願いします…」

提督「加賀、待たせて悪かったな、今迄」

加賀「本当ですよ、提督。けど、いいです。許します」

提督「あぁ、ありがとうよ」

148: ◆and2h/yWHc 2015/04/20(月) 17:06:08.20 ID:W+T4uS9/0
加賀「…煙草、ですか」

提督「あぁ、懐かしいだろ?」

加賀「えぇ、でも銘柄変えたのね」

提督「あぁ、もう過去には縛られないって決めたからな。俺が見るのは鎮守府のやつらとの未来、電との未来、そして何よりお前との未来だよ、加賀」

加賀「くさいセリフですね…でも、嫌いじゃないですよ。そのセリフ」

提督「そうかそりゃ良かった…っと、ライター」

加賀(昔好きだったこの横顔。煙草を咥えたこの横顔。変わっていない様で変わっているけれど、私はやっぱり、この人の横が、好き)

提督「げほっ!ごほっ!」

加賀「提督…カッコつけてた分かっこ悪いですよ…」

提督「げほっ!…あー、かなり久しぶりだから仕方ないだろ…」

加賀「無理に吸わなくてもいいんじゃないのかしら?」

提督「まぁ、そうかも知れないがな…お前昔さ、煙草吸ってる俺の横顔よく見てただろ?」

加賀「気付いていたの?」

提督「まぁな…だから少しかっこつけて見ようかなんて柄にもなく思ったんだよ」

加賀「それでその様なら駄目ね…」

提督「あぁ、全くだ…」

加賀「無理なことしなくてもいいのよ。私が惹かれたのは貴方の格好なんかじゃないんだから」

提督「ま、そうだな…ふぅ…」

加賀「まぁ、煙草を咥えている貴方をかっこいいと思ったのは否定しないわ」

提督「それなら、少しはかっこつけたかいがあったかな…」

加賀「そうかも知れないわね。提督、日も落ちて来ましたしそろそろ帰りましょう。鎮守府に」

提督「あぁ、そうしようか」

加賀「吹雪の小言が長くなるわね」

提督「まぁ、仕方ないだろう。お土産にケーキでも買って行ってやるか」

加賀「えぇ、そうしましょう」

提督「さて、行こうか」

加賀「提督」

提督「ん?」

149: ◆and2h/yWHc 2015/04/20(月) 17:06:49.34 ID:W+T4uS9/0







加賀「愛しています。これからもよろしくお願いしますね」






提督「……あぁ、俺も愛してるよ、加賀。よろしくな」







150: ◆and2h/yWHc 2015/04/20(月) 17:10:59.78 ID:W+T4uS9/0
かなり駆け足になりましたが完結です!
あとぷらずまじゃないですちゃんと電です!

初スレでしたが読んでくださった方ありがとうございました!誤字脱字その他色々あったと思いますが本当に読んでくださった方には感謝です……

需要あるなら後日談とか書きますけど…え?ない?アッハイ。

駆け足だったので疑問点その他ありましたら書き込んでください。答えられる分は答えますので!
もしかしたらまたSS書くかもしれないので気が向いたら読んでやってください…

本当にありがとうございました!

161: ◆and2h/yWHc 2015/04/22(水) 20:36:20.31 ID:FFP9pdeP0
皆さん書き込みありがとうございました!
結婚式編書けたので投下していきますね
あとわんこ集って誰だかよくわからったから時雨と夕立にしました。>>160さん間違ってたらごめんなさい…
てことで投下しときますねー

162: ◆and2h/yWHc 2015/04/22(水) 20:37:22.19 ID:FFP9pdeP0
青葉「ども!恐縮です!青葉ですぅ!」

青葉「今日は私達の司令官とその嫁の加賀さんにドッキリサプライズを仕掛ける予定になっています!」

青葉「仕掛人はずばりこの鎮守府の艦娘全員!今からワクワクしてきました!」

青葉「ではこのドッキリを計画した吹雪さんに計画の内容と計画までの経緯を話してもらいます!どうぞ!」

吹雪「ご紹介いただきました吹雪です!まず計画の内容ですがずばり!」

吹雪「ド ッ キ リ 結 婚 式 で す !」

吹雪「あれは私に執務を全部押し付けて電ちゃんの所に加賀さんと行った日の話でした…」

吹雪「帰ってきたと思ったら加賀さんの左手の薬指に見慣れない指輪が!!そして問い詰めるとケッコンカッコガチしたと!!」

吹雪「まぁそれは私にとっても嬉しい出来事でした!しかし!結婚式は深海棲艦を倒して平和になってからあげると2人共言ってまして…」

吹雪「現状まだ何時になるかもわからないのに…ということで!私達でドッキリサプライズで仕掛けて結婚式をあげて貰おう!ということです!」

青葉「説明ありがとうございます吹雪さん!」

青葉「そろそろ始めましょう!ドッキリ!結婚式作戦!スタート!」

〜執務室〜

提督「加賀、そこの書類取ってくれるか?」

加賀「はい、どうぞ」

提督「ありがとう」

吹雪「司令官!!!!」

提督「吹雪…もっとドアに優しくしてやれ…」

吹雪「そんなことより!深海棲艦が多数この鎮守府に向かって進行して来ています!」

提督「何だと…了解した。加賀、出撃準備を頼む」

加賀「了解しました」

赤城「加賀さん!急ぎましょう!」

提督「吹雪、敵の規模は?」

吹雪「姫級、鬼級を中心とした100隻です!」

提督「多いな…通信室に急ごう」

吹雪「はい!」

163: ◆and2h/yWHc 2015/04/22(水) 20:38:06.94 ID:FFP9pdeP0
〜加賀side〜

加賀「赤城さん、敵の規模がどれくらいか聞いていますか?」

赤城「姫級、鬼級を中心とした100隻だと聞いていますが…」

加賀「姫級鬼級を中心とした100隻…多いですね」

赤城「はい、だから急がないと…」

加賀「赤城さん!そっちは出撃ハンガーじゃ…」

赤城「夕張と明石が研究していた新兵器が出来ているんです!だから早くこっちに!」

加賀「わかりました!」

赤城「加賀さん!この部屋です!」

加賀「その新兵器はどれ…で…すか…?」

赤城「これです!」

加賀「どこからどう見てもウェディングドレスにしか見えないんですが…」

赤城「はい!ウェディングドレスです!」

加賀「これは…どういう…」

赤城「そういうことです!」

加賀「……深海棲艦は?」

赤城「そんなの来ていません!」

加賀「……明石と夕張の新兵器は?」

赤城「このウェディングドレスです!」

加賀「つまりこれは…ドッキリ?」

赤城「そういうことです!さぁさぁ加賀さん早く着替えて!」

加賀「……わかったわ…着替えます」

〜提督side〜

提督「まずいな…まさか攻め込んでくるとは思ってもいなかった…」

吹雪「全くです…深海棲艦が攻め込んでくるなんて前例もありませんし…」

提督「しかし予測は出来たはずだ…くそ…」

吹雪「司令官!こっちです!」

提督「おい!吹雪!そっちは通信室じゃ…」

吹雪「通信設備は大会議室に移してあるんです!だから早く!」

提督「そういうことは早く言え!」

吹雪「司令官!ここです!早く!」

提督「わかってい…る…?」

吹雪「早くあれに着替えて下さい!」

提督「吹雪、通信設備はどうした?」

吹雪「いつも通り通信室にあります!あとついでに言えば深海棲艦なんて来ていません!」

提督「……今は4月1日じゃないぞ?」

吹雪「わかってますから早く早く!とりあえずあれを着てください!」

提督「あれって、あのスーツをか?」

吹雪「はい!早くしてください!ほら!」

提督「わ、わかった…」

164: ◆and2h/yWHc 2015/04/22(水) 20:39:27.99 ID:FFP9pdeP0
〜結婚式会場外〜

提督「……加賀」

加賀「何ですか提督」

提督「あいつらいつからこんなの計画してたんだろうな」

加賀「吹雪の事ですから電の家に行った次の日には思いついて計画し始めたんでしょうね」

提督「とんでもない行動力だな…」

加賀「この鎮守府は祭りごとなんかは大好きですからね…」

提督「…加賀」

加賀「何ですか?」

提督「……似合ってるぞ」

加賀「……提督も似合ってますよ」

『新郎新婦の入場です!』

提督「…行くか」

加賀「はい」

〜結婚式会場内〜

霧島「今日の司会進行は私霧島と!」

大淀「私大淀が進めて参ります!」

霧島「新郎新婦の紹介は任務娘として!軽巡大淀として最も長く鎮守府を見てきた大淀さんにお願いします!」

大淀「はい!まずは新郎の紹介から!」

大淀「新郎の提督は他鎮守府では重婚が一般的な中!ケッコンカッコカリも加賀さん1人!ケッコンカッコガチも加賀さん1人ととても一途です!ここまでの道のりは色々な事がありました!しかしこうして2人が結ばれることは正に運命!!」

大淀「そして新婦の加賀さんは鎮守府が出来て最初期からの古参!これまた様々な事がありましたがこの場では語り切れません!やはりこの2人が結ばれたことは運命と言えるでしょう!」

霧島「大淀さんありがとうございました!」

霧島「次に初期艦の吹雪さんから挨拶を頂きます!」

吹雪「司令官!加賀さん!ご結婚おめでとうございます!」

吹雪「やっと結婚しましたね!やっと!これで2年間応援し続けた努力が報われるというものです!」

フブキーカタイゾー!ハヤクサケノマセロー!

吹雪「え?硬い?じゃあもう終わらせましょう!リア充末永くお幸せに!司令官!加賀さんを幸せにしてくださいね!以上です!」

霧島「ありがとうございました吹雪さん!ではケーキカットに行きましょう!」

提督「全く、よくもまぁこんな規模を隠して計画したもんだ…」

加賀「全くですね…」

霧島「司令官!初の共同作業ですよ!ほら早く入刀してください!」

提督「そんなに急かすなよ…加賀、いくぞ」

加賀「はい…」

赤城「入刀終わりましたね、食べていいんですかねあれ?」

霧島「まだダメです!」

大淀「次は乾杯です!金剛さんお願いします!」

金剛「ヘーイ!everyone!乾杯の準備は出来てますネ!?それでは提督と加賀のこれからの幸せを願って乾杯デース!」

カンパーイ!!!!

提督「怒涛の流れだな…」

加賀「やっと少しゆっくり出来ますね…」

大淀「加賀さんはお色直しですよ!」

加賀「休む間もないですね…では少し行ってきます」

165: ◆and2h/yWHc 2015/04/22(水) 20:41:37.90 ID:FFP9pdeP0
提督「あぁ、行ってこい」

隼鷹「よう提督!飲んでるかい?」

提督「おま、もうそんなに飲んでんのか…」

隼鷹「まだまだこれからだよ!ヒャッハー!」

飛鷹「こら隼鷹!すみません提督…」

提督「あぁ、いいんだ飛鷹…隼鷹、酒は飲んでも」

隼鷹「呑まれるな、だろ?わかってるよ!」

提督「ならいいんだ、楽しめよ」

隼鷹「わかってるよ!また来るからな!」

飛鷹「あっ、ちょっと隼鷹!…提督、おめでとうございます」

提督「あぁ、ありがとう飛鷹」

飛鷹「すみません提督!隼鷹を追いかけないと!また来ますね!」

提督「わかった、楽しめよ飛鷹!」

飛鷹「はい!ありがとうございます!」

長門「提督」

提督「ん?長門かどうした」

長門「いや、なんてことはないさ、おめでとう提督」

提督「あぁ、ありがとう長門」

長門「全く…やっと身を固めたか」

提督「あぁ、やっと固められたよ」

長門「これで鎮守府の心配事は一つ減ったな!」

提督「確かに、そうかもな」

長門「提督、また今度サシで飲みに行こう。いや、サシはまずいか?」

提督「いや、そんなことないさ。ま、近いうちに、な」

長門「あぁ、楽しみにしているよ。次は陸奥を連れてくる」

提督「わかった、待ってるよ」

長門「あぁ、提督も楽しめよ?」

提督「あぁ、わかってるさ」

長門「それならいいんだ、またな」

166: ◆and2h/yWHc 2015/04/22(水) 20:42:17.46 ID:FFP9pdeP0
青葉「司令官ー!」

提督「よう主犯」

青葉「やだなー、そんな呼び方しないでくださいよ!」

提督「冗談だよ。まぁ感謝はしてるよ。ありがとな」

青葉「なんか、それはそれでむずがゆいですね…」

提督「しかし、よくもまぁこんな規模を企画したもんだな」

青葉「いやー、それは皆さんノリノリでしたからね!」

提督「そうだったのか…」

青葉「本当に、司令官だからこそですよ?あ、いえ、司令官と加賀さんだからこそ、ですね!」

提督「何だかむずがゆいな…」

青葉「皆感謝してるんです!もちろん私も!」

提督「本当か?」

青葉「そうですよ!青葉と言う艦娘は自分で言うのもなんですがあまり好かれやすくはないですからね…」

提督「盗撮なんかを自重すればいいだけだろう…」

青葉「あはは…それはそうなんですがね…そこはやはり青葉ですから!!」

提督「すごい説得力があるような気がする…」

青葉「でも、こうやって鎮守府の皆と仲良く出来て、青葉新聞なんてものも出せて…本当に感謝してるんですよ司令官には!」

提督「そうか…でも、鎮守府で仲良くやれてるのは俺のおかげじゃないよ、青葉自身の努力の結果だよ」

青葉「……そんなこと言ってるから皆から信頼されて好かれてるんですよ!全く….」

提督「と言われても、事実を述べただけだからな…」

青葉「本当に、司令官と加賀さんはお似合いです。ずっと応援してたんですから!悪いニュースを新聞に載せさせないでくださいね!」

提督「ああ、もちろんだ」

青葉「ならいいです!では別の所にも取材に行ってきます!」

提督「ああ、行ってらっしゃい。楽しめよ?」

青葉「わかってます!では失礼します!」

167: ◆and2h/yWHc 2015/04/22(水) 20:43:21.12 ID:FFP9pdeP0
〜別室〜

瑞鶴「加賀、さん」

加賀「どうしたの?」

瑞鶴「えっと…おめでとう…」

加賀「ええ、ありがとう。そんな所にいないでもう少しこっちに来たらどうかしら?」

瑞鶴「えっ!?あ、うん…」

加賀「何をそんなに怖がっているのかしら…」

瑞鶴「いや、その、私の事嫌いじゃないのかなーって…」

加賀「嫌い?なぜ?」

瑞鶴「だってほら、他の鎮守府では瑞鶴と加賀は大体仲が悪いって言うし…」

加賀「それは他の鎮守府の話でしょう?少なくとも私はあまり話した事もない子を嫌いと決めつけるような事はしないわ」

瑞鶴「それって話したら嫌いになることもあるって言ってない!?」

加賀「それは嫌いな人ぐらいいないはずがないし普通じゃないかしら?」

瑞鶴「やっぱ加賀さん怖い!」

加賀「ふふ、冗談よ」

瑞鶴「冗談か本気かわからないわよ…」

加賀「本当は貴女の事、待っていたのよ?ドロップもしないし建造でも出ないし」

瑞鶴「それは私に言われても困るけど…って待ってた?なんで?」

加賀「話をしてみたかったのよ。翔鶴がいつも瑞鶴瑞鶴言ってたからかしらね」

瑞鶴「翔鶴姉…」

加賀「それなのに貴女は私を避けていたからあまり話す機会も無くて…」

瑞鶴「うっ…」

加賀「でもここで話が出来てよかったわ。瑞鶴。ありがとう」

瑞鶴「うっ…加賀さぁん…ごめんなさい…私勘違いしてました…」

加賀「いいのよ。勘違いなんて誰にでもあるもの。そして私はそれを許す、これでいいでしょう?そしてそろそろ出てきていいですよ、赤城さん」

赤城「あれ、いつからバレてました?」

加賀「赤城さんのお腹が鳴っていた所からです…」

赤城「ハッ!?いつの間に…秋月さん、私お腹鳴ってた…?」

秋月「はい…結構大きめの音で…ね?初雪ちゃん」

初雪「私もお腹減ってきた…」

赤城「初雪さん…後で沢山食べましょうね…」

初雪「今日は本気出す…!」

秋月「あはは…加賀さん、この度は本当におめでとうございます!」

赤城「おめでとうございます、加賀さん」

初雪「おめでとう…ございます」

加賀「えぇ、みんなありがとう」

瑞鶴「赤城さん、ありがとうございました!」

赤城「いいのよ、瑞鶴」

瑞鶴「赤城さんに背中を押されてなかったら加賀さんの事勘違いしてました…」

秋月「確かに加賀さんは少し勘違いしやすいかもしれませんからね…」

168: ◆and2h/yWHc 2015/04/22(水) 20:43:51.65 ID:FFP9pdeP0
加賀「あら、秋月それはどういうことかしら?」

秋月「人は見た目によらないってことですよ!」

加賀「言うようになったわね、秋月」

初雪「秋月…なかなかのツワモノ…」

加賀「全くね、今度第一艦隊に入れて出撃してみようかしら…」

赤城「あら、それはいいですね!」

秋月「望むところです!」

初雪「…秋月、頑張って…」

加賀「向上心があるのはいい事よ。ついでに瑞鶴も連れていきましょう」

瑞鶴「うえぇ!?私も!?」

加賀「あら、嫌かしら?」

瑞鶴「…いいえ!やってやりますよ!一航戦にも負けないってとこ!見せてあげます!」

赤城「その心意気や良し、ですね!」

秋月「初雪ちゃんも一緒にどう?」

初雪「私はもう練度99だし…めんどくさいし…」

瑞鶴「えっ!?この子が練度99?」

加賀「人は見た目によらずよ、瑞鶴。駆逐艦の中でもこの子はトップクラスよ」

瑞鶴「ほえぇ…吹雪型がねぇ…」

初雪「私もやる時はやるし…!」

秋月「本当にすごいんですよ、初雪ちゃんは…もっと私も精進しないと…」

赤城「加賀さん、そろそろ会場に戻った方がいいんじゃないですか?」

加賀「えぇ、そうね。では会場に戻るわ、皆も楽しんでね」

赤城「はい!存分に楽しみます!」

瑞鶴「あっ、はい!私も楽しみます!」

秋月「はい!私も楽しませてもらいます!」

初雪「私も本気だす…!」

加賀「赤城さんは食べすぎないように。秋月は遠慮しすぎないように。ではまた会場で」

赤城「そんなぁ……」

169: ◆and2h/yWHc 2015/04/22(水) 20:44:22.06 ID:FFP9pdeP0
〜会場〜

加賀「提督、お待たせしました」

提督「ん、おかえり」

金剛「テートクゥー!!&加賀ー!」

金剛「おめでとうございマース!2人が結ばれて私はveryhappyネ!」

提督「あぁ、ありがとう金剛」

加賀「あなたには頼りっぱなしだったわね。本当にありがとう」

金剛「いえいえ、いいんデス!提督と加賀が幸せならそれで私もveryhappyネ!」

提督「本当に良い奴だなぁ…」

金剛「No!それでは都合のいい女みたいに聞こえマス!ですから!一人前のレディと呼んでくだサーイ!」

イチニンマエノレディー!?(ガタン

加賀「ふふ、まさに一人前のレディね」

提督「まぁ、なんだ、これからもなんだかんだ頼る事は多いと思うがよろしく頼むよ」

金剛「私に任せてくだサーイ!金剛型一番艦の名にかけて提督と加賀を全力でfollowしていきマース!」

加賀「それは頼もしいわね、これからもよろしく頼むわ」

金剛「Yes!加賀!今度お茶行きましょうネ!」

加賀「ええ、喜んで」

金剛「ではまた来ますネ!see you again!」

提督「全く、金剛には敵わんな…」

加賀「全くです…」

170: ◆and2h/yWHc 2015/04/22(水) 20:44:57.20 ID:FFP9pdeP0
夕立「てーーとくーーー!」

提督「お、夕立に時雨か」

夕立「提督!加賀さん!おめでとうっぽい!」

時雨「提督、加賀さん、2人ともおめでとう」

提督「おう、ありがとうな2人とも」

加賀「ありがとう。夕立、時雨」

夕立「提督さん!こんな素敵なパーティー、きちんと楽しんでる?」

提督「あぁ、存分に楽しませてもらってるよ」

夕立「なら良かったっぽい!」

時雨「加賀さん、これ、僕からプレゼントだよ」

加賀「あら、ヘアバンドかしら、ありがとう」

時雨「どういたしまして。髪を結ぶときに、良かったら使ってね?」

加賀「ええ、ありがたく使わせてもらうわ」

夕立「ぽいぽいぽいー!」

提督「夕立テンション高いな…」

時雨「こんな大きな式だからね、仕方ないよ」

提督「特に夕立はパーティーなんかは好きだからな…」

時雨「そうだね…」

加賀(私に子供が出来たらこんな感じなのかしら…)

加賀(ハッ、そんな子供だなんてまだ早いわ…」

提督「何が早いって?」

加賀「あっ!?いえ、私の改二の実装はまだ早いかなと…」

提督「心待ちにしてるんだがなぁ…」

加賀「本当ですね…」

加賀(全部聞かれなくてよかった…)

171: ◆and2h/yWHc 2015/04/22(水) 20:45:29.75 ID:FFP9pdeP0
大淀「皆さんそろそろお時間が迫ってまいりました!」

霧島「駆逐艦の子達はそろそろ寝る時間ですよ!!」

時雨「霧島さんもああ言ってるし僕は戻るよ、またね提督、加賀さん」

夕立「また遊んで欲しいっぽい!」

提督「あぁ、いつでも来いよ、またな」

加賀「いつでも来てちょうだい」

大淀「さぁ!!今からは大人の時間です!!」

霧島「存分にお酒も楽しんでください!!」

大淀、霧島「二次会の開幕です!!!!!」

〜翌日〜

提督「……頭いてぇ…飲み過ぎた……」

加賀「提督…大丈夫ですか……」

提督「正直大丈夫じゃない……というか俺よりもこの死屍累々のこの状況がもっと大丈夫じゃない…」

加賀「……まさにその通りですね…私が記憶がない程飲まされるなんて…」

提督「お前相当強い方だからな……どんだけ飲まされたんだ…」

加賀「……樽3つぐらいですかね…」

提督「…量がおかしいなそりゃ…」

加賀「自分でもそう思います…」

提督「……今日は休みにするか」

加賀「この状況では何もできませんからね…」

提督「…ならもう少し寝ておくか…」

加賀「そうしましょうか…」

提督「おやすみ加賀…」

加賀「…おやすみなさい…」



青葉「幸せそうですねぇ……青葉新聞に載せさせてもらいますよ、司令官、加賀さん」パシャ

172: ◆and2h/yWHc 2015/04/22(水) 20:50:31.43 ID:FFP9pdeP0
以上です。
もうなんか自分の中ではっちゃけすぎたとか振り切った感満載ですね、はいwww

なんかこのメンバーで次のSSというか続編というか日常というか、書いてみたいですね……
まぁ何か書くときは同じ酉になると思うんで良ければ覗いてレスしてやってくださいw

是非感想載せて下さいね…次スレを別鎮守府で書くかこの鎮守府で書くかの参考にさせて頂きますので…




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